今日も駅前(AKIBAオジン)

ツクバEX開業日から始めた親父居酒屋の放浪記。下町の居酒屋、旅先の地酒・酒蔵・秘湯、森と水の話や、たまには政治談義など。

日経一位の「大七純米」のお味は

2005年12月29日 | お酒

御用納めの日には秋葉原で恒例の呑み納め会、今年も「しずか」で14人の呑んべいを集めて開催した。例年、呑み納め用の酒の買い出しに温泉がてら関東近辺の酒蔵に出かけていた。今年は風邪を拗らせてそんなところじゃねえ。どうしようか思案してたとこに日経の土曜版に「正月に飲みたい酒のベストテン」が載っていた。

燗酒が中心で5,000円以下との条件付きである。一升、千~3千円台、いいところだ。だんとつの第一位は「大七純米生モト」。こちとら大吟醸のなんたらかんたらより、濃醇タイプの「ぬる」か「常温」で旨い酒じゃなくちゃいけねぇてんで、探しまくっていたところに丁度いい按配で日経の記事に出くわした。前から日本橋「三越」にあるのは分かっていたので、日曜日に行ったがたった今売れましたとのこと。しょうがねぇと御徒町吉池で「黒帯」の「堂々」でも買うかと行ったがここにもない。そんじゃあとばかり、あと10分で終わりという松坂屋にひとっ走り。そこでなんとご対面。大七純米生モト4合瓶だがあと2本、早速買ったのはあたり前。第三位の埼玉 神亀「純米辛口」は2~3日して入るとのこと。なければと個人的に「樽平の銀辛」が近いかと、吉池にとって返し買った。あの濁りがなんとも言えない。

会では大七、樽平ともに好評であった。燗酒の良さが分かってくれる仲間が増えてくれて、おいら幸せだ。但馬牛のコロステーキやキンキ鍋などとも相性がすこぶるいい。差し入れの久保田や芋焼酎など日本酒換算7~8升近くは飲んだろう。持ち込み全て飲み干した後、店の「大吟醸氷室」などもクーラから勝手に出して、「しずか」で賑やかに三々五々解散するまで夜更けまで飲んだことは例年のごとくでありました。ありがたいことです。

最後に店を出てアキバの駅前まで仲間を送りがてら、のんべの相棒と3人、ガード下の「真澄」で「真澄のあらばしり」を飲む。また「あらばしり」の時期になったんだなぁとつくづく思う。