病院通いの体調不良の中、突発の事件発生で久しぶりの残業。一段落して7時を回り腹も空いた。仕事帰りに相棒と飯?でも食おうと本八幡駅裏へ。門仲の辰巳新道にあるようなこじんまりした店でちょっと色気のあるちょい若の女将がカウンター越しにお酌でもしてくれそうな、そんな店があったらいいなあと話しつつ本八幡駅北口の飲み屋街を彷徨く。なかなか見あたらない。あるわけないよ辰巳新道でも婆さんばかりで若い女将は皆無だよ。
それでも鼻が利かなくなったもんだと想いつつ、結局、駅の近くまて戻ってきて駅前パティオのすぐ裏路地、居酒屋らしくない飲み屋「松ちゃん」が目に付く。外から店の中が覗いた。中にはカウンターに女性客混在の2~3組。腹も空いたし、ちょい若女将の店の探索は明日以降にして雰囲気が良さそうなのですかさず入る。喫茶店風の作り、7~8人で満席のカウンターに2人分を空けてもらい仲間に入れてもらう。
食べ物は結構豊富だ。飲み物は店特製の麦酎を除けば普通の居酒屋と変わらない。バーのような居酒屋のような不思議な雰囲気の店である。多分、店のマスターやママさんの雰囲気によるものか。その内、常連さんが入ってくるが、人気のあるカウンターは我々新参者が2席占めている。何とか2人までは詰めては座ったが、後から来た客はとうとう一人テーブル席になってしまった。それでも我々を除いてカウンターの内外で話しが飛び交っていた。みんなお友達なんだと了解。マスター、ママさんの気持ちもよい。多分、2人に惹かれてくるのだろう。この店の麦酎は特性とあってペットボトルではなくこだわりの麦茶を煮込んでいるそうである。
話しのお仲間に少しだけ入れてもらったが、新参者は謙虚でなくちゃあと、テーブル席の彼氏にカウンターを空けてやることにして今日はここまでとお勘定。生ビール、酎ハイ、麦ハイ、ほっけ、鯖焼き魚、ニラ玉などなどを注文して一人2千円弱。気持ちのいい店である。一人でのんびり飲みたい時や何人かの仲間と話ながら飲むには向かないが、人懐かしい時にはいい店なのだろう。
その内、お友達の輪に入れてもらおうかな。