今日も駅前(AKIBAオジン)

ツクバEX開業日から始めた親父居酒屋の放浪記。下町の居酒屋、旅先の地酒・酒蔵・秘湯、森と水の話や、たまには政治談義など。

江戸川の花火と居酒屋

2006年08月08日 | 下町

 墨田川の花火の翌週がだ。;例年、都営新宿線で篠崎で降り土手まで歩く。飲ん平仲間と住吉の「山城屋酒場」で待ち合わせるが、いつもは土曜でも五時前から開店しているはずの店は開く気配がない。仕方ないので西大島の「こん平」に予定変更。花火が始まるまでの時間つぶしである。

 西大島は自分にとっては穴である。早く見参する気ではいたが中々機会がないが、ようやく機会が巡ってきた。明治通りを亀戸に向かって200m、左側の路地に入ってすぐの「こん平」はモツの刺身が特筆ものである。ハツ、レバ、タン、小袋、ホーデン、などの盛り合わせ一人前で950円。実に新鮮で量もある。モツ刺身、串ともリーズナブルでやはり人気店である。

 小1時間ほどを過ごし、いよいよ西大島から篠崎へ。いやなは予感がしたが現実のものとなる。地下鉄に乗ったとたん電車は動かない。各駅で5分以上待たされる。着いた篠崎は改札口を出るまで30分以上。人の波は表に出てからもつきない。 既に花火は始まっている。こりゃあ土手まで行かずに見物して、早々に引き上げなければとんでもないことになると終了の15分前に駅にイチモクサン。 

 結果は正解。モタモタしていたら2時間は篠崎で足止めだった。 

 早めの退陣で門前仲町に目当ての「冨水」に。早締まりか休みか。残念であったが、久しぶりに富岡川沿いの裏路地の「淺七」に行くも休みのようだった。

 それではと、裏路地でひときわ賑やかでオープンな七輪焼きの「山憲」に入る。カウンターと追い込み、テーブルとあったがテーブルへ。座ったとたん、店のコンセプトである七輪がテーブルに運ばれてきた。暑いので七輪にはご勘弁てなわけで下げて貰い、鮪の刺身と煮付けなど頼み、冷たいホイスで喉を潤す。

 土曜にもかかわらず富岡の路地裏は結構賑やかだ。「山憲」は比較的新しい店だが、くそ暑い時には七輪はいただけない。バイトらしい店員も客も結構若い。爺様には寒い時に七輪焼きがよさそうだ。