今日も駅前(AKIBAオジン)

ツクバEX開業日から始めた親父居酒屋の放浪記。下町の居酒屋、旅先の地酒・酒蔵・秘湯、森と水の話や、たまには政治談義など。

門前仲町、伝説の串煮込み

2009年09月18日 | お酒

  月島での打ち合わせも終わり、会社に帰るには遅すぎる。家に帰るにはチト早い。大江戸線の門仲で東西線へ乗り換えのつもりで降りる。が・しかし、門仲では自然に駅外に歩いている。足は自然に串煮込みの「大阪屋」方向へ。先代の女将から継ぎ足し継ぎ足しつかっている煮込みスープに串を放り込んでグツグツと真っ黒になるまで煮込む。そのえも言われない味が忘れられない。

 さて、5時チョット前、店に入ると7人座れば一杯のカウンター席に先客既に4人。店は4時から開いているので常連さんの指定時間だ。カウンターの一番奥に座りるなり「串8本、玉子スープ、そしてビール大瓶」と注文。のどが乾いていたので大瓶にした。30分もする内に店は壁際の席も一杯に。

 常連さんの話では、かの有名な居酒屋評論家の御仁が、テレビの居酒屋番組で紹介したばかりだそうだ。そう言えば、後から入ってきた客は、慣れないせいか注文の仕方がぎごちない。注文の串煮込みがくると携帯カメラのシャッター音が聞こえた。

 メニューは、飲み物はビールか酒か、焼酎の三種類だけ。串と玉子とタマネギスライス、・・・といたって少ない。ビールの大瓶は多すぎた、次は焼酎。この店の焼酎といえば、グラスの9分に注いだ焼酎に、残りの1分に琥珀の液体注ぐ。ロックか常温か何れかどちら。敢えて聞かないが多分、割ってるのは梅エキスだろう。

 隣の常連さんとテレビの中継を見ながら相撲の四方山話をしながら、結びの一番まで見る。相撲も終わり同時に「お勘定」と席を立つ。小1時間はいたか、まだ外は、ほのかに明るい。斜め左前の「ダルマ」を見ると、呼び込みの親父と目が合うといけねえ。まっつぐ駅方向へ向かうこととした。