今日も駅前(AKIBAオジン)

ツクバEX開業日から始めた親父居酒屋の放浪記。下町の居酒屋、旅先の地酒・酒蔵・秘湯、森と水の話や、たまには政治談義など。

湯沢(その2)へぎと洞元茶屋

2007年10月12日 | 日記・エッセイ・コラム

 夜は越後湯沢のスタートは、越後湯沢駅構内の5百円5種類の越後酒の利き酒コーナーへ。50度近い日本酒を試飲から。腹ぺこ親父のために焼き肉とビール、焼酎で腹ごしらえ。二次会は湯沢ならではのお薦めのへぎ蕎麦。湯沢駅東口の蕎麦で評判の「中野屋」へ。閉店まであと小一時間、へぎ蕎麦と天麩羅を肴に一寸寒いので燗酒を注文。焼き肉屋でのビールよりは蕎麦で一杯である。確かに仲間が薦めるほどのことはある。

 今夜の宿舎はニューオータニと続いている仲間所有のマンション。ゲストルームもある。フロントの豪華さからもバブルの時代の代表的なものだろう。連絡するホテルの上階の温泉で本日3回目の入浴。展望、広さ、設備等大規模温泉ホテルのそれである。ほろ酔い気分で広々としたお風呂に浸かり天国気分。カードキーを渡され何カ所か通り抜け無事部屋に辿り着く。部屋では湯沢駅で迷いつつ買った日本酒、後口の良い淡麗タイプの越後の酒「鶴齢」で深夜までの宴会。

 さて翌朝、湯沢のマンションを後にして、再度、前日の水上へ戻る。小雨の中、水上ICから利根川源流方面を目指し奈良俣ダムへ。ダムの入り口、目的の洞元荘の洞元茶屋を左に見て、更に走ること約10分。生憎の雨の中、ダムサイトの展望資料館へ。 このダムは日本有数のロックフィルダム。ピラミッドを彷彿とさせる美しい巨大工作物だ。土木技術の極地を見る思いがする。3年前にダム管理所の方にダムの地下深く、トンネルにど真ん中に案内されたことを思い出す。

 ダム見物もそこそこに洞元茶屋にとって返す。洞元荘には岩風呂仁王の湯(露天)、檜湯(混浴)、夕立の湯(露天混浴)など多彩なお風呂がある。生憎、檜湯は工事中とのこと。傘を差して別棟の仁王の湯へ。広々として湯の小屋沢に面した露天風呂である。入り口の仏閣にも劣らない仁王像二体は相当の歴史と風格を感じさせる。いずれ由緒を聞きたいものだ。傘を差しながら温泉に浸かった後、洞元茶屋内の岩風呂へ。檜風呂へは男女の岩風呂から入るらしい。戸を開けて覗くと工事の様子は皆無、湯張り中のようだ。

 休憩室で馬・鹿刺しとビール、めいめいに蕎麦を注文する。なかなかこない料理に苛立ちながらも一休みした後、一路アキバへ一直線。

 気のあった仲間と行く露天の温泉、旨い酒があると更に楽しい。


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