今日も駅前(AKIBAオジン)

ツクバEX開業日から始めた親父居酒屋の放浪記。下町の居酒屋、旅先の地酒・酒蔵・秘湯、森と水の話や、たまには政治談義など。

湯沢(その1)懐かしの一の倉と川古

2007年10月11日 | 日記・エッセイ・コラム

 小学時代の仲間と越後湯沢へ。1日目、東京は雨模様、山岳地帯の天気は晴れ、明日の天気は山岳地帯は雨とのこと。水上ICで関越をおり谷川岳ロープウェイへ一直線。秋晴れの終点からリフトで稜線まで。稜線の登山道から荒々しい谷川岳の山並みはいつ見ても迫力に満ちている。暫しリフト終点近くを徘徊し下山することになるが、稜線からリフトの終点まで山道を駆け降りる元気な奴はいない。Cimg3503

 ロープウェイ駐車場から昼飯場所のロッククライミングのメッカ「一の倉沢」の出会に。SAで仕入れたおにぎりと懐かしの「一の倉沢」の流れでビールを冷やし握り飯をほうばる。

 Cimg3521 「一の倉沢」はオジン20代前後の血気盛んな頃、岸壁登攀に二度ばかりいどんだ場所。今となると余りにも懐かしい思い出。途中ションベンちびった事もビール片手の握り飯での笑い話。

 さて、一の倉から次の目的は「川古温泉」。水上の町を横切り猿ヶ京方面へ。仏岩トンネルを抜けてほどなく温泉の一軒宿「濱屋旅館」へ。

 玄関で「たのもう・・たのもう」と言うも反応無し。暫くして旅館のご主人とみられる方が応対。一人千円を支払い、内風呂と混浴の露天風呂の説明を受ける。一番広く、この旅館の売りの混浴露天風呂に直行は至極当然。

 露天風呂の入り口には、既に湯治の客と見られる妙齢の湯あみ着を着た女性3人が我々の品定め。彼女らの目の前をとおり過ぎ大岩の間に身を隠す。

 その奥の岩の向こうには中年のカップルが。湯加減もそこそこで、長湯がしたくなる雰囲気である。それにしてもさらりとしたいい湯である。長湯ができるのは湯治場としての必須条件を備えている。Cimg3532

 さて、内湯も入らず予定の宿泊地「越後湯沢」へ。川端康成の市営の「山の湯」にも是非寄りたいとて四時頃に切り上げる。水上ICから関越トンネルを越え、「山の湯」へ一直線。地味な木造の二階建。アルカリ度が「川古温泉」よりやや高い。透明で暖まる温泉らしい温泉だ。

 


最新の画像もっと見る

コメントを投稿