今日も駅前(AKIBAオジン)

ツクバEX開業日から始めた親父居酒屋の放浪記。下町の居酒屋、旅先の地酒・酒蔵・秘湯、森と水の話や、たまには政治談義など。

酉の市へ行く前に

2008年11月24日 | お酒

  二の酉の月曜夜。単身赴任の同僚を浅草に引っ張り出す。都営浅草線の浅草駅から鳳神社までは浅草寺を突っ切って相当距離がある。途中で腹拵えするかと、松屋近くの寿司や「魚がし日本一」へ。席の空きを確認し、暖簾をくぐる。カウンターへ席を取り、まずはビールで喉を潤しつつ、まずは板さんの「おまかせ」を。ビールはこれからを考えると冷えて近くなる。燗酒に変えて刺身を肴に体を温める。つまみにこはだ帆立などのにぎりで腹拵え。

 Cimg7815 燗酒を二合ばかり飲んで、一人2千円とちょっとを払い。いざ酉の市へ出陣。ひさご通りから逆に入る。前の晩に屋台の準備に賑わう神社裏手のそばもんじゃ今川焼きで有名な「三島屋」に寄った。店の前を通り神社の裏口から入る。大混雑の人並に逆らいながら、これでもかと並ぶ店の熊手の賑やかさを愉しむ。

 神社賽銭箱の横に到着。社務所で縁起物の「かっ込め」を1500円で買う。700円のときから何度か値上げしている。「かっ込め」を手に、遅々として進まない参拝者の先頭の横からお参りを済ます。気が短いせいか表通りからチンタラ並ぶ気などテンにない。

 全く進まない参拝の列を「ごめんなさいよ」と横に突っ切って、また、店のアーケードに入り、粋がいい三三七拍子を横目に出口に向かう。手打ちは値切った分を店にご祝儀で渡すとやってくれる。つまり定価で買った客へのお礼だ。

 神社を出てから暫くは延々と続く夜店の雑踏の中を歩き、唐揚げ屋台の裏のテーブルに陣取りビール休憩。大きなポリバケツに漬け込んだ鶏肉を無造作に鷲掴み、油に放り込む後ろ姿と沿道の人波に妙に感動。

 翌朝、京都と大津での会議の連ちゃんため早い。今晩はこれまでねと、相棒を新仲見世まで案内して、オジンはアキバへ、つくばEXの駅までちょいと後戻り。


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