今日も駅前(AKIBAオジン)

ツクバEX開業日から始めた親父居酒屋の放浪記。下町の居酒屋、旅先の地酒・酒蔵・秘湯、森と水の話や、たまには政治談義など。

スカイツリーと墨田の桜と寿司屋の外人

2010年04月06日 | 下町

 大分、仕事と飲み会にかまけてブログの更新が遅くなってしまった。4月2日のこと、暴風雨警報の中、新幹線が相当の遅れ。ギブスで不自由な杖をついての静岡掛川での会議。掛川に着くと有難いことに天気は回復。夕刻過ぎまでの会議の末、恒例の上・下方面新幹線のお別れ飲み会。

 オジンの足の都合で掘りごたつ形式の掛川駅前「甚八」へ。シロコロホルモンやら豊富なメニューに暫しの団欒の後、一次会は終了。東方面隊は、空席だらけの「こだま」の中で座席を回しての飲み会の続き。結構、いい気持ちで10時半過ぎに自宅到着。Img_2668_2

  さて翌日の土曜日、掛川一緒のナニワのドクターを墨田川の桜見物に誘い浅草で一杯飲もうということでやってきた。前日の会議が長引き掛川城の桜を見損じた所以。

 季節はずれの寒い日の久しぶりの中休み。浅草は大賑わい。近頃これだけの人出はとんと見たことはない。周りは桜と反対側にカメラを向けている連中ばかり。先週に東京タワーを超えて日本一のスカイツリー。話題性は抜群だ。撮影スポット本所吾妻橋は大混雑、駒形橋は案外と知られていない。まずはそちらへ案内する。ドクターはというと奥方への写メを撮る。

 駒形橋から本所吾妻橋へ、こちらの橋は一杯にカメラ片手の人の波。土手の宴会を横目に桜の土手をギブスの足でヒョコタンとゆっくり見物。桜橋を渡りグルリ仲見世裏通りへ。雷門のすぐ近くの酒の「大枡」へ入る。アベックばかりの路地に面したカウンターに席をとる。

 「大枡」は酒屋の居酒屋経営。和洋どちらの酒が置いてある。場所柄、若い連中が多いので和洋折衷は当然か。メニューも豊富で塩辛も旨い。ドクターの薦める和歌山の「羅城門」を注文。口当たりが優しい旨口の酒である。なかなかに肴も凝っている。飲兵衛親父もアベックも、どちらでものメニューは心憎い。

 「大枡」を出て、新仲見世を東部浅草駅方面へ。大食漢のドクターの腹拵えを兼ねて東部デーパート駐車場近くの「魚河岸すし」へ。カウンターは満席でテーブル席へ。カウンターでは外人のおねえさんが一人、他の客から解説を受けながら談笑している。その後も外人さんの二人連れが入る。ガイドブックかなんかに掲載されているのだろう。店も手馴れたもんだ。「魚河岸すし」も国際的になったもんだ。

 こちとら、刺身の盛り合わせと少し冷えてきたので燗酒大を注文する。合わせて、コハダや鯵、貝の握りで腹ごしらえ。腹も万腹になったところで都営浅草線で浅草橋でを振って別れる。次に来るときはスカイツリーが500m位になったときかな。


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