今日も駅前(AKIBAオジン)

ツクバEX開業日から始めた親父居酒屋の放浪記。下町の居酒屋、旅先の地酒・酒蔵・秘湯、森と水の話や、たまには政治談義など。

小倉・魚町のあたりでブラブラ

2011年11月12日 | お酒

 業界恒例のイベントが北九州市(小倉)で開催された。羽田から北九州空港へ。空港は周防灘に浮かぶ海上空港である。東日本震災の津波のイメージがあるためか多少の不安は残る。リムジンバスは門司の半島を横切って小倉へ到着。土地勘がないせいか下関が目の前が何故か解せない。

  駅近くのビジネスホテルに荷物を預け、まずは会社のブース設営のために西日本総合展示場に向かう。駅前の展示場のブースでは、はや、作業も真っ盛り。静岡工場からの展示品も届き設置作業など。パネルなどの作業も一段落しホテルに戻る。

 翌日からの展示ブースの成功を口実に、かつ気合を入れるために名前は思い出さないが駅前のコレットの一角へ。

 会場設営メンバーで店は満員状態。盛り上がる皆を残し魚町観天街方面の偵察。小倉での飲食街で有名なのは魚町付近だそうだ。日本初のアーケード商店街である魚町観天街を中心にした飲み屋街である。

 観天街周辺をブラブラ観察しているうちに「小倉再生酒場」へ入る。日本酒はほとんどなく焼酎系である。元職場のメンバーに携帯でお暇ならと誘う。Img_3637

 翌日からは、立ちっぱなしのブースでの接客の連続。他社のブースの「偵察」兼「息抜き」もままならない。初日も終了し、社の慰労会もそこそこにに元職のOBさん等約30名と居酒屋「コール天魚町店」へ。一時間ほど忙しく歓談し次の会合へ。

 

 10数年前の研究団体主催のアメリカ視察旅行グループとの懇親会。魚町二丁目の旬鮮ダイニング「凛屋 魚町店」。すでに前日の魚町偵察で、店の場所は確認済みで一直線。店も和風の個室でインテリアも洒落ている。懐かしいメンバーと落ち着いて機会が持てた。料理もお洒落でボリュームもある。日本酒は熊本から駆けつけた仲間にちなんで「美少年」とする。

 まだ話足りないないが所定時間オーバーで店を後にする。店を出て次の店探しにウロウロするわけにいかない。ほんの少し先に前夜の「小倉再生酒場」があり入る。「マッコリ」で積もる話の続きをする。Img_3639

 

最終日も無事業務終了。会場に隣接したホールでの立食式の全体懇親会に出席。乾杯と同時に真っ先に小倉名物「焼きうどん」へと並ぶ。流石に人気はある。二日間もあったが会場を抜け出ることが出来なかったため魚町の「焼きうどん」の有名店で食べ損なったからだ。会場では、小倉名物の食彩と地酒も振舞われていたが、広い会場の挨拶周りで飲み食いしている暇はない。

 

 主な挨拶を終えたところで、会場を後にし目と鼻の先の下関へJRで向かう。「ふく」を食しに行こうというわけだ。新下関からタクシーで壇ノ浦を通り過ぎ、「みもすそ川別館」へ。同行のメンバーが、以前奥さんと泊まって評判がよかったと予約した店である。

 大きな皿に本場のふくの刺身は、透き通るほどに皿の絵柄が美しく旨い。現在、山口の酒の代表は「獺祭」といわれているが、「五橋」は「獺祭」とは違い、あっさりとしに和食に相性のよい旨い酒である。双方飲み較べながら「ふく」のオジヤも食べ終える。満腹である。

 満腹になったところで、宿泊予定の皆さんを残し一人小倉へトンボ帰り。小倉ではブースで頑張ってくれたメンバーをホテルの居酒屋「つぼ八」で待たせている。厳密に言えば三次会である。

 

小倉の街は、歴史的にも九州の玄関口として、魚町に限らずさぞや奥が深いことだろうと推測できる。

 翌朝、チェックアウト後のホテルに荷物を預け、霧雨降る小倉城八坂神社側から入り見学。細川忠興が築造した堂々とした城郭が美しい。

 午後から会社に戻る都合で時間も無くあわただしく駅方面に戻る。少し時間がほしいが今度の機会にすることとした。しかし、今度はいつになることやら?


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