月曜日は雨の赤坂でH先生とお目にかかり、御教示をいただく
充実の90分
火曜日は家にこもり、少しばかり原稿を書いた
もどかしい一日
ウン、と溜めて
アッ、と吐く
要するにその繰り返しだ
今日は吐く日か、溜める日か
22日の水曜日
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「吐く」という言葉は語感が悪くて損をする。吐瀉のイメージが強いのだ。
吐血は胃から、喀血は肺から、といって「喀(は)く」でもなかろう。
いっそ、呼吸の呼の字を使って「呼(は)く」とでも読ませたいところ。
これはひょっとして、漢字の訓読を開発した祖先の作業の再演だろうか?
何しろ天才的な発明だ。
「漢字かな交じり文」こそ、僕ら固有の文化だよ。
これは大事にしていかなければ。
ラカンは漢字かな交じり文のことを知って、「日本人に精神分析は不要かもしれない」と語っている。
もちろん、彼一流の冗談だろうけれど。
仕事だ!
来たれ聖霊
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