散日拾遺

日々の雑感、読書記録、自由連想その他いろいろ。
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鷲はどのように昇るか

2013-10-24 07:00:43 | 日記

主に望みをおく人は新たな力を得、鷲のように翼を張って上る。
走っても弱ることなく、歩いても疲れることがない。
(イザヤ40:31)

「昇ってないじゃん」とか言わないんだよ、カッコいいだろ、この鷲。
ずっと前にネット上でコピーしたんだが、アメリカかカナダのカメラマンが撮ったものらしい。
著作権料を払う方法があるならきちんと払って、印刷物にも使いたいところ。
こういうところがよく分からず、さしあたり「見せる」だけに止めてある。

今日もこの話をしよう。

***

1. 「いきる(生きる)」ことと「いきをする(息をする)」こと
 a. 呼吸のふしぎ: 自律autonomyと随意controlの二重構造
 b. 産声のふしぎ: 水棲動物から陸上動物へ ~ 進化論的大ジャンプ
 c. 創造のふしぎ: 神が「いき」を吹き入れられた(cf. 創世記)

2. 「いきる(生きる)」ことと「いきる(生活する)」こと ~ 精神科臨床の現場から
 a. 生活することの困難 ~ 精神疾患の現状(=わたしたちの社会の現状)
  ☆ 治療の進歩(統合失調症、うつ病・躁うつ病などの軽症化)
  ★ 問題の多様化(適応障害、心身症、ストレス反応とPTSD、摂食障害・・・)
  ★ 人を支えるネットワークの綻び(地域、職場、家庭のあらゆる方面で)
 b. 患者さんが運んでくるもの/患者さんを運んでくるもの(cf. 長血の女の癒し)
 c. 生きることは生かされること ~ 患者さんたちの姿から
  ☆ 個の強さ: 癌を乗り越えたOさん、Ⅰ型糖尿病のKさん
  ☆ 絆の強さ: 断酒会というコミュニティ、浦河べてるの当事者たち

3. 「生きる力」と「生かす力」 ~ スライドを見ながら ~
 a. 鷲はどのようにして昇るか
 b. リトリートをたいせつに
 c. バナナケーキ

【聖書から】
しかし、水が地下から湧き出て、土の面をすべて潤した。主なる神は、土(アダマ)の塵で人(アダマ)を形づくり、その鼻に命の息を吹き入れられた。人はこうして生きる者となった。
(創世記 2:6-7)

「娘よ、あなたの信仰があなたを救った。安心して行きなさい。元気に暮らしなさい。」
(マルコによる福音書 5:34)