散日拾遺

日々の雑感、読書記録、自由連想その他いろいろ。
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母校の附属病院に幻滅

2014-09-09 23:30:37 | 日記
2014年9月9日(火)

【皆様のご意見をお聞かせ下さい】

 では・・・

お名前: 石丸昌彦(医34卒業生)
お電話: xx-xxxx-xxxx
ご住所: 〒xxx-xxxx 目黒区 xxxx xxxxx xxxx

ご意見:
 9月9日午前10:30からMRI検査を受けました。
 スタッフは感じもよく、きちんと仕事をしておられるようでした。
 ただ、検査中に腹部に不快を感じたため、検査者にそれを伝えようとしましたが応答なく、終了後に訊くと「マイクは付いているが、子どもが泣き叫ぶぐらいでないと聞こえないようになっている」とのこと、これではマイク装着の意味がありません。
 マイクの感度をあげ、患者が通常の声で話しかけられるよう改善を希望します。
 (なお、MRIの閉塞状況下では、検査の経過時間がわかることによって安心感が増しますので、残り時間が患者に分かるような工夫があれば、なお良いと思います。)

***

 あとから考えれば、もっと厳しく書くべきだった。
 「きちんとして感じのよい」女性技師は、「子どもが泣き叫ぶぐらいでないと聞こえません」に続いて、「閉所恐怖症の患者さんが暴れればわかります」と感じのよい声で囀(さえず)ったのだ。

 「患者が暴れればわかる」だって?その言葉の暴力性が、あなたわかりませんか?
 僕のように鈍感な人間でも、30分の閉所拘束は決して気分の良いものではない。まして困難を抱えた病人たちにおいて!
 患者の声が聞こえない「マイク」を平気で使わせ、しかもこの無神経。配慮とか共感性とか、あなたどこに置き忘れていらっしゃいました?

 大学病院は僕らの研修医時代に比べて、ずいぶんきれいになり職員も愛想よくなったと思ったが、これではダメだ、うわべだけだ。

9月9日は何の記念日?

2014-09-09 08:48:48 | 日記
2014年9月9日(火)
 雑務が多いのと、「べてる」の振り返りに手間がかかるのとで、なかなか更新できない。
 こんな具合に時間が経つのは癪に障るが、仕方ない。

 錦織という名前は懐かしい。松江時代によく耳にし、他所では聞いたことがない姓である。
 「にしき・おり」がつづまって「にしこり」、字も音も風雅で土地柄にふさわしい。この青年のおかげで、全国はおろか世界にまで知れた。過疎に悩む地元に、どれほどか明るい風が吹き込んだことだろう。
 善戦敢闘、お疲れさま。ビッグタイトルは次の楽しみにとっておこう。

 スコットランド分離、実現するかな、したら面白いな。
 これからMRI、今日は寝ないように気をつけよう。