一韶の俳句ブログ

俳句を詠うのは自然・私・家族・夢や希望・社会など。読む時はどんな解釈が浮かぶか読み手の経験や生活によって様々

1315   底紅や廃屋増えし別荘地   太郎

2014年09月10日 | 

 底紅(そこべに)は、ムクゲ(木槿)の一種で、花が純白の地に底が紅色で、朝開いて夜にはしぼんで落ちる一日花。しかし、次から次と結構長く咲き継ぐので、生命力の強い樹木である。茶人千宗旦が好んだことから、宗丹木槿(そうたんむくげ)とも呼ばれる。ムクゲは、韓国の国花である。

 そう言えば、我が家の犬デンは、伊豆山の廃屋の縁の下で生まれたが、熱海も別荘の廃屋が多いらしい。廃屋には、浮浪者や猿が出入りしているという。

 親の作った別荘を、子供たちが管理できず放置されるのだが、相続人の住所が不明で税金さえ徴収できないものが増えているそうである。

ヒオウギ(檜扇)

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