一韶の俳句ブログ

俳句を詠うのは自然・私・家族・夢や希望・社会など。読む時はどんな解釈が浮かぶか読み手の経験や生活によって様々

1322   神々の星より降りて露けしや   八風

2014年09月18日 | 

 私たちが知っている星座の名前は、ほとんどがギリシャ神話から来ている。私が「星のギリシャ神話」を読んだのは学生時代だから、内容は全く覚えていないけれど・・・・・。

 しかし、ギリシャ神話を知っている大昔の人が、夜空を眺めてあれが大熊、あれがカシオペアなどと星々に名前を付けて行ったことに驚きを禁じ得なかったことは、はっきりと覚えている。

 さて、夜になって気温が下がると、空気中の水蒸気が水滴となって地表の草木などの表面に付着したものを「露」という。「露けし」は、そんな時の湿っぽい感じを言い、人が淋しくもの悲しく涙がちな心理状態をも言う。

マツムシソウ(松虫草)

コメント
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