一韶の俳句ブログ

俳句を詠うのは自然・私・家族・夢や希望・社会など。読む時はどんな解釈が浮かぶか読み手の経験や生活によって様々

1475   花辛夷夜半の明かりとなりにけり   稱子

2015年03月29日 | 

 ある花を夜の明かりに例えるのは、長年やっているとしばしば見かける。辛夷、梅、石蕗など沢山ある。いぬふぐりは、地上の星に例えられたりする。しかし、それを過去に誰それが作っている、類句だと言って否定しては、作者に対して身も蓋もない。

 世には、自分の知識を自慢げに、類句を指摘する方がいるらしいが、是非慎みたいものである。句会では、過去に得た俳句の知識を全て白紙に戻して、選句をするべきであろう。

ハナニラ(花韮)

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