一韶の俳句ブログ

俳句を詠うのは自然・私・家族・夢や希望・社会など。読む時はどんな解釈が浮かぶか読み手の経験や生活によって様々

1996   十六夜やかすかに撓む水平線

2018年10月18日 | 

(いざよいや かすかにたわむ すいへいせん) 

 知り合いの女性が、フランス人の夫と共にやって来た。当時、彼女は独身だったから20数年振りかもしれない。二人は英語で話していて、話し好きの彼と、彼女の通訳で話し始めた。

 まず最近飼い始めた「鈴虫」。たまたま掛けていた「音楽と鈴虫がコラボしている」と彼は感心していた。確かにとてもいいハーモニーを奏でているのだ。アメリカのJohn cage という作曲家を思い出させる、という。「鈴虫がやや過密状態なので、良かったら半分譲ってもいい」と言ったところ、即座に「欲しい」という。

シュウメイギク(秋明菊)

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする