チェンソーで切って小屋に積み、半年ほど放っておいたヒノキを割っている。太いのは直径40センチはあるだろうか。割るほどに香りが発って、とても心地よい。清涼な香りだ。
枝落としをしていなかったのだろう。節だらけで実に割りにくい。ということは、建材としては、無節のヒノキよりはるかに丈夫に違いない。
我が家の庭で縄を張っているジョウビタキのメスが、移動しながらこちらを観察している。生木だったから、テッポウムシは、小さいのが一匹いただけ。「嬢ちゃん、残念ながらテッポウムシはあんまりいないよ。ごめんね」
梅が咲き出した。早い木でせいぜい2分咲きくらい。
以前、オーストラリアのアボリジニーの人々にとって、テッポウムシが大好物でよく食べているのをテレビで見ました。しかし、私は食べる気はしませんね。
何故なら、鳥たちが待っていますから。
そう、火鉢で焼いて、醤油を付けて、熱々を食べたのでした。
子供心にも香ばしくて美味しいと感じたのです。
それでは今食べれるかと言えば、食べれないのです。
こんな婆さんになりましたのにやはり無理なのです。
あの貧しい(私の家)時代が懐かしく甦ります。