良い俳句でも、さて解説するとなると難しい句がある。この句もそうである。読んでもらえば分かるように、自然描写そのままで、ほとんど解説がいらない。
強いて言えば、モノクロームの古い写真を見ているようで、下手なカラー写真より芸術性が感じられる、とでも言っておこうか。
「日の暮」と「夕暮」では、どう違うのか?薄暮・黄昏・誰そ彼・・・・・
「少し」とは、5分くらい?10分?20分?30分以上ではないだろうなあ。・・・・・
枯木道は、田舎の林のようなところか?それとも都会の街路樹か?有名な桜並木ならば春を待つ感じがあっていいなあ・・・・・
帰りを急いでいるが、十分間に合っているんだよなあ・・・・・
暗くなる前に、もうすぐ目的地に着く「安心感」・・・・・が作者のこころか?・・・・・