一韶の俳句ブログ

俳句を詠うのは自然・私・家族・夢や希望・社会など。読む時はどんな解釈が浮かぶか読み手の経験や生活によって様々

144   日の暮に少し間のある枯木道   章子

2011年02月02日 | 

良い俳句でも、さて解説するとなると難しい句がある。この句もそうである。読んでもらえば分かるように、自然描写そのままで、ほとんど解説がいらない。

 

 強いて言えば、モノクロームの古い写真を見ているようで、下手なカラー写真より芸術性が感じられる、とでも言っておこうか。

 

 「日の暮」と「夕暮」では、どう違うのか?薄暮・黄昏・誰そ彼・・・・・

 

「少し」とは、5分くらい?10分?20分?30分以上ではないだろうなあ。・・・・・

 

枯木道は、田舎の林のようなところか?それとも都会の街路樹か?有名な桜並木ならば春を待つ感じがあっていいなあ・・・・・

 

帰りを急いでいるが、十分間に合っているんだよなあ・・・・・

 

暗くなる前に、もうすぐ目的地に着く「安心感」・・・・・が作者のこころか?・・・・・

  


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