津吹みゆさんの新曲は『望郷さんさ』から8か月ぶり、6月5日に発売された『みちのく恋桜』です。8か月の間隔は現在の演歌界では短い方で、これは彼女の勢いを物語るものでしょう。
引き続きのご当地ソングで、舞台は彼女の出身地の福島県になり、デビュー曲『会津・山の神』と同じ会津です。八重の桜をテーマにしていますが、これはおそらく会津出身の新島八重のイメージを重ねているのだと思います。
主人公の女性は、今は離れた所にいる恋人との再会を望み、二人の幸せな明日を信じるという、前向きな心情を歌った曲です。
彼女がいつもキャンペーンなどの自己紹介で使っているキャッチフレーズ「ドーンと響く直球ボイス」のとおりの澄み切った高音が、この新曲でももちろんよく冴え渡っています。
YouTubeでPVを見ると『望郷さんさ』で披露した着物姿は今回見られませんが、髪型が変わって、おでこを出したロングヘヤーになっています。これもまた雰囲気のちがった魅力があります。
聴いてよし、カラオケで歌ってもよしの曲で、今回もヒットは間違いないでしょう。彼女の人気も一段とアップしそうで、これからがますます楽しみになってきました。
https://www.youtube.com/watch?v=9pfEut7CV4I