♬ 歌・唄・詩の日々

いい歌、いい歌手と出会いたい・・・
そんな気持ちを込めて綴る気ままな雑記帳です

神野美伽 “もう一度恋をしながら”

2013年12月31日 | 演歌・歌謡曲

今年もあと数時間になりました。今年最後の更新にはベテランの神野美伽さんの『もう一度恋をしながら』を取り上げます。

この曲はNHKラジオ『ラジオ深夜便』の「深夜便のうた」で、10月に発売されていて、それにふさわしい落ち着いた愛唱歌といった感じです。

「もしも10歳くらい 若くなれたら」との冒頭の歌詞がありますが、たとえ何歳になろうとも夢を持ち続け、新鮮な気持ちで過ごしていきたいと思います。この曲は聴く者にそういった前向きの姿勢、希望を与えてくれる人生応援歌です。

力強い人生応援歌もいいですが、こういうしみじみと物想いにふけるような曲もいいですね。カラオケでも人気曲になるのではないでしょうか。

それではこの一年、つたない当ブログにお付き合いくださり、ありがとうございました。来年もよろしくお願い申し上げます。

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川野夏美 “悲別~かなしべつ~”

2013年12月23日 | 演歌・歌謡曲

11月に発売された新曲で、日本クラウンの公式サイトによると、『女の空港』に続く川野夏美さんのドラマティック艶歌路線とのことです。

『女の空港』が別れのはじめの切なさを歌った曲なら、この『悲別~かなしべつ~』はもう別れて遠く去った相手を想う切なさを歌った曲で、一連性を感じさせます。

彼女は大変表現力に優れた歌手で、この曲でも切ない想いと強い意志をうまく歌い上げていると思います。

歌詞もよく工夫されていて、廃線のため観光資源となっている悲別に「あなたに帰る汽車は来ない」という気持ちを重ねあわせ、詩情ゆたかな作品になっています。

もう彼女も若手というより中堅歌手としての存在感がありますが、持ち前の前向きな明るさを武器にこの曲でさらにステップアップしてほしいものです。
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森山愛子 “忘れないで”

2013年12月11日 | 演歌・歌謡曲

森山愛子さんが2004年に『おんな節』でデビューしたとき、その若さと明るさで低迷する演歌界に風穴をあけるような活躍を期待しました。その期待は今のところ道遠しの感がありますが、何とか頑張り続けてほしいと思います。

彼女には大阪でのキャンペーンで2回会っています。明るくて元気で、サービス精神にたけた、いい印象の歌い手さんでした。

11月20日に発売された新曲『忘れないで』は歌謡曲路線のスローバラードワルツで、水森英夫氏の作曲による美しいメロディーが印象的です。

また歌詞も数々の名曲を手がけている松井五郎氏の作詞で、ストレートに一途な想いを伝える内容になっています。

森山愛子さんには『おんな節』『おんなの神輿』のような威勢のいい曲、『恋酒』のような本格メジャー演歌、そしてまた股旅演歌の『おぼろ月夜の上州路』などいろんな持ち歌があり、それぞれに魅力があります。

そんな中で今回の『忘れないで』は末永く歌い継がれる名曲となる可能性が十分にあります。歌手「森山愛子」としても大きく飛躍するきっかけにしてほしいと思います。
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