♬ 歌・唄・詩の日々

いい歌、いい歌手と出会いたい・・・
そんな気持ちを込めて綴る気ままな雑記帳です

紅白歌合戦について(追加)

2018年12月30日 | ノンジャンル
先日のNHK紅白の曲目について、演歌・歌謡曲で天童よしみさんがもれていましたので追加します。

天童さんの曲目は『ソーラン祭り節2018~どさんこver.~』です。今年の持ち歌ではないですが、今年の紅白に合わせた演出をするのでしょうし、まあいいと思います。

ついでに出演者のことですが、米津玄師さんを一週間前に突如出演させると決めたことは、ファンは嬉しいでしょうが、NHKに対する不信感をさらに助長させることになったと思います。本人は「絶対出ない」と言い続けていたとの情報もあり、音楽業界からブーイングが出ているとのことですが、当然だと思います。

放送は明日に迫りました。あまり期待もできませんが、やはり一年のしめくくりとして見ようと思います。
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今年の個人的ベストテン

2018年12月27日 | 演歌・歌謡曲
2018年も多くの曲が世に出ました。そこで年末にあたり、今年発売された演歌・歌謡曲の中で、私が個人的にいいと思った曲のベストテンをあげてみたいと思います。

1.時にはあなたを (小田純平)
私が今年一番カラオケで力を入れたのがこの曲です。歌詞もいいし、小田純平さんの歌唱もいい味わいです。彼の魅力を知った1曲です。

2.灯ともし頃 (桜井くみ子)
ゆったりとした独特のいい味わいの曲で、桜井くみこさんの歌唱も聴いていて安らぎを感じます。

3.別離・・・愛の嘘 (五条哲也)
せつない女心を五条哲也さんのハイトーンボイスが絶妙に歌い上げています。曲の構成にも工夫が見られます。

4.くちなし雨情 (杜このみ)
演歌としての基本をきっちりおさえた曲で、杜このみさんの持ち味が目一杯に味わえる曲です。

5.哀愁のリラ (岩出和也)
「咲いてみないかもう一度」もいいのですが、岩出和也さんの持ち味はこの曲のほうがよく出ているように思います。

6.さらせ冬の嵐 (山内惠介)
ドラマチックな曲で、山内惠介さんのスケールがアップした感があります。

7.哀愁の木曽路 (津吹みゆ)
津吹みゆさんの女性としての成長が感じられるいい曲です。

8.夕顔~ふるえる花~ (寺本圭佑)
センスのよさが際立つ曲で、寺本圭佑さんの歌唱もいい味わいです。

9.鳰の湖 (丘みどり)
丘みどりさんの歌唱力がさえる聴き応えのある曲です。

10.東京ルージュ (藤井香愛)
今年の新人では一番期待できるのがこの藤井香愛さんで、いい感じの歌謡曲です。

※やはり期待をこめて若手に片寄った感じです。いずれにせよ10曲にしぼるのは難しい。他にもいい曲がいっぱいあったというのが正直なところ。来年もまたどんないい曲が出て来るか、大いに期待したいと思います。
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紅白歌合戦の曲目について

2018年12月22日 | ノンジャンル
先にNHK紅白の出場歌手について書きましたが、今回は先日発表された歌唱曲のうち、演歌・歌謡曲系の歌手の曲目についてコメントしたいと思います。以下に該当の曲名をあげます。

★紅組
石川さゆり  『天城越え』
丘みどり   『鳰の湖』
坂本冬美   『夜桜お七』
島津亜矢   『時代』
水森かおり  『水に咲く花・支笏湖へ~イリュージョンスペシャル』

☆白組
五木ひろし  『VIVA・LA・VIDA!~生きてるっていいね!』
純烈     『プロポーズ』
氷川きよし  『勝負の花道~世界に響く和太鼓SP~』
三山ひろし  『いごっそ魂~けん玉世界記録への道、再び~』
山内惠介   『さらせ冬の嵐~刀剣男士コラボスペシャル~』

ざっと今年の曲目を見て、白組については5人とも今年の持ち歌なので順当だと思います。問題は紅組で、丘みどりさんと水森かおりさんはいいのですが、後の3人の曲目についてはすごく疑問に感じます。

まず石川さゆりさんですが、『天城越え』と『津軽海峡・冬景色』以外の曲を歌わせてはいけないのでしょうか。2007年からはずっとこの2曲ばかりで、ファンも聴きあきているはずです。いきものがかりの水野良樹さんが提供した『花が咲いている』をなぜ歌わせないのでしょう。いきものがかりの紅白復帰の記念にもなりますし、平成最後にふさわしい曲と思います。

次に坂本冬美さんですが、『夜桜お七』も名曲ですが紅白ではこれまでにもう6回も歌っているので十分だと思います。今年の持ち歌である『熊野路へ』あるいは昨年の『百夜行』を歌わせるべきでしょう。

一番納得が行かないのが島津亜矢さんの『時代』です。一昨年は『川の流れのように』、昨年は『The Rose』と持ち歌を歌えなかった彼女に、また他人の歌を歌わせるのかと思います。『時代』は平成の最後にふさわしい曲かもしれませんが、それなら中島みゆきさんに歌わせるか、別枠で全員ででも歌えばいいのです。島津亜矢さんには『道』という立派な持ち歌があるではないですか。

人気・実力とも十分な演歌歌手を二人も落選させるという不可解なことをしたうえに、こんな曲目の選定ではNHKに対する不信感がますますつのるばかりです。

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花咲ゆき美 “ひとり象潟”

2018年12月18日 | 演歌・歌謡曲

花咲ゆき美さんはデビューから11年、ほぼ一貫して女歌のそれも切ない抒情歌を歌ってきて、花咲ワールドとでも言うべき独自の存在感を示していると思います。

そんな彼女の最新シングル『ひとり象潟』が11月7日に発売されました。今回はご当地ソングで、舞台は秋田県の景勝地、象潟(きさかた)です。象潟についてはあまり詳しく知らなかったのですが、水田地帯に100以上の小島が点在する九十九島という美しい所があるようです。

この曲のPVをyoutubeで見ると、象潟の現地でロケされたようで、九十九島をバックに歌う彼女の姿や、天女のような衣装の女性が舞う姿など幻想的なものになっています。

この曲の内容も愛する人と別れた女性の悲しみをテーマにしており、花咲ワールドが存分に味わえる、とてもいい曲ですので、ヒットしてカラオケでも親しまれると思います。

彼女のこれからの活躍がますます楽しみになってきました。
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五条哲也 “別離・・・愛の嘘”

2018年12月12日 | 演歌・歌謡曲

前作の『桜並木の向こうに』では新しいコンセプトの曲にチャレンジした五条哲也さんの、10月24日発売の新曲です。

タイトルが『別離・・・愛の嘘』で、「別離」は「わかれ」と読み、間に三点リーダーが入ったちょっと凝ったタイトルになっています。

この曲は作曲が、かとう洋となっていますが、実は五条哲也さん本人が作曲を手がけています。内容は女唄で、好きだった人と別れて旅に出る女性の切ない心情を歌っています。

歌い出しから「女だけを乗せて行く 汽車がもしあるなら」と聴き手の注意をひきつける歌詞で、主人公はどういう境遇の人なんだろうと思わせます。

彼の歌唱は、持ち前の高音が今回もよく冴え渡っていて、主人公の心情が伝わってきます。

カラオケでは男女いずれが歌っても合うと思いますが、感情を表現するのは意外と難しいかもしれません。

昨年でデビュー10年となり、ますます円熟味の出てきた彼の新たな飛躍の曲となることを期待します。
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