♬ 歌・唄・詩の日々

いい歌、いい歌手と出会いたい・・・
そんな気持ちを込めて綴る気ままな雑記帳です

大トリの「ひるの歌謡曲」

2006年03月27日 | 演歌・歌謡曲
★NHK-FM「ひるの歌謡曲」が今週で番組終了になるとのことだ。この1年間は、演歌・歌謡曲の若手歌手が一週間ずつ案内役を務めてきて、特集歌手の曲そのものだけでなく、それぞれの若手歌手がどんなナレーションをするかの興味があった。また各週の最終日にはマイセレクションがあって、どんな選曲になるかも興味深かった。それだけに番組が終わってしまうのは淋しい。

★ところで今週、番組の大トリの案内役は北山たけしである。特集歌手のラインナップを見ると、藤山一郎、美空ひばり、北島三郎、島倉千代子と昭和歌謡の大物ばかりで、番組のラストを飾るにふさわしい。
4月からのこの時間は、「ひるのいこい」と「ひるの散歩道」をAMのラジオ第一放送と同内容でやるとのことだ。「ひるの散歩道」のほうは期待できそうだ。

★1時からの「歌謡スクランブル」は4月からも引き続き放送されるので安心した。毎月のホットミュージックは、貴重な新曲情報収集源だから。きょうは演歌・歌謡曲の1日目。新曲の感想はまたゆっくりと書くことにしよう。
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NHKのど自慢のことなど

2006年03月26日 | 演歌・歌謡曲
★「NHKのど自慢」の出演者はパターンがある程度決まっている。例えばかなりの高齢者が必ず出る。また、仕事がわかるような服装で出てくる人、元気な若い女性のグループ、身なりのきちっとした歌のうまいおじさん、などなど・・・ まあそれがこの番組のスタイルだから、それを楽しむべきなんだろう。ところで今日のゲストの夏川りみの『さようなら ありがとう』は、何かメリハリがなくてつまらなかった。彼女の声の魅力が生きていない。

★きょう読んでいたミステリー小説の中にこんな表現があった。「『日陰の人生を送るというわけね』 ×××が演歌の文句のようなことをいった。」 なるほど「日陰の人生」ねえ。一般的には演歌のイメージはそんなところだろう。暗い・恨みつらみ・未練・・・ 演歌もいろいろ聴いてみればバラエティがあるのだが。様式美もあるので、似たような曲が多いのは仕方ないが。
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サブ歌・竹川美子

2006年03月25日 | 演歌・歌謡曲
★「サブちゃんと歌仲間」は、竹川美子を始めとして好きな歌手の出演が多く、充実した30分間だった。まずトップが成世昌平の『坂東太郎』。この曲をテレビで聴いたのは初めて。澄み切った高音が気持ちいい。出演歌手の自己紹介のトップが竹川美子。衣装は『室津のあなた』のジャケ写のものだった。
次に写ったのが初めて見る顔で、一体誰だろうと思ったら、真帆花ゆりだった。『幸せの曲り角』は、「歌謡スクランブル」の2月のホットミュージックでかかっていたので知っている。歌はワンコーラスだけだった。歌謡曲向きのいい声だ。後を向いたりするアクションはあまりいいとも思えないが。
山口ひろみ『知床番屋』は、全然力まずにノリノリで唄えると言っていた。サビの部分の手の振りは自分で考えたと「うたナビ」のインタビューで答えていたが、これはけっこういいと思う。

★お便りコーナーでは竹川美子ファンからの手紙が取り上げられた。「三味線のお稽古はどうですか」という内容だった。そのうちこの番組でも三味線の腕前を披露してほしい。『室津のあなた』はもうかなり唄いこんでいるだろうし、のびのび唄っている感じがした。

★長保有紀『越後海道』は、前に『城ヶ島雨情』の二番煎じと酷評したものの、聴くたびにこれはこれでまたよさがあると思えるようになってきた。彼女には独特の華やかさがある。
ラストの北島三郎の歌は、『花は黙って咲いている』という初めて聴くめずらしい曲で、クラウンレコードの社長のリクエストとのこと。この番組ならではの趣向と感じた。いい歌詞だと思う。

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新曲中心にカラオケ

2006年03月23日 | カラオケ
★この頃は忙しくて、カラオケにもなかなか行けなかった。きょうは夕刻に少し時間ができたので、カラオケBOXに寄って、1時間ばかり唄ってきた。曲目は次のとおり。

 岩出和也 『なごり酒(女性バージョン)』
 一葉 『涙のリバー』
 山本譲二 『風鈴』
 黒川真一朗 『グラスの氷』
 山内恵介 『船酒場』
 北川大介 『アカシアの女』
 氷川きよし 『星空の秋子』
 大城バネサ 『絆船』

★8曲のうち、『なごり酒』以外の7曲が初めて唄う曲で、今度カラオケ喫茶に行けば唄おうと思っていた曲の練習のつもり。ひところは女性歌手の曲ばかり唄っていたが、最近は男性歌手の曲が多くなり、少しはまともになったw 
でも『涙のリバー』はいい曲で、気持よく唄える。これはもっと唄い込んでいきたい。
山本譲二の曲を唄ったのは、はるか昔の『みちのくひとり旅』以来だ。『風鈴』のメロディーはいかにも演歌という感じ。でもなぜか心ひかれる曲だ。
『グラスの氷』は2度目にキーを下げてみたが、元のままのほうが唄いやすい。サビの「つ~きあ~って~」のところがポイントだと思う。
『船酒場』はシンプルな曲だけに、なごやかな気分をどう表現するかがけっこう難しい。
『アカシアの女』はムード歌謡で唄いやすそうな曲だが、しっかり覚えていないのでメロディーが不安定だった。
『星空の秋子』は4年前の曲だが、覚えたのは最近なのでチャレンジした。
『絆船』は、これまでのバネサの曲より地味な感じ。メリハリの付け方が難しい。

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二組の女性デュオ

2006年03月21日 | 演歌・歌謡曲
★昭和歌謡には女性デュオがよく活躍した。1960年代を通して活躍したザ・ピーナッツ、1970年代後半に爆発的人気を得たピンク・レディーを双璧として、いくつもの個性的なデュオが登場した。

★ところで最近、昭和歌謡のテイストを持った女性デュオが二組相次いで登場した。昨年5月に『あなたとならば』でデビューしたO’s(オズ)、そして風変わりな名前の「にしん」である。

★まずO’sであるが、五島列島出身の姉妹で、昨年はNHK歌謡コンサートに3回出演した。二人そろってスラリとした長身で健康的なイメージ。ハーモニーが美しく、親しみやすい唄い方である。



★にしんのほうは、東京の下町育ちの二人組。実はこのデュオのことはネット上でしか知らない。前にNHK-FM「ひるの歌謡曲」の案内役を務めていたと思うが、その週は聴いていなかった。こちらもメジャーデビューは昨年の6月で、それまでにストリートライブ、自主制作CDの発売などの活動をしているとのことだ。
徳間ジャパンのサイトでにしんの曲が試聴できるので聴いてみると、声の感じはザ・ピーナッツに似ている。PVの一部も見ることができ、ピンク・レディーを思わせる楽しく元気いっぱいの振りである。

★O’sがどちらかというと、フォーク・歌謡曲系という感じなのに対して、にしんはポップス・ロック系歌謡曲のタイプに思えるが、いずれも昭和歌謡の味わいがふんだんに感じられ、心地よく聴くことができる。
また、O’s、にしんとも日本語の発音が明瞭で美しいのがいい。J-POPの場合は、わざと不明瞭な発音や英語風の発音をすることが多く、それも一つの表現技法としていいとは思うが、やはり美しい日本語の歌を聴くと気持ちがいい。
これからもこの二組のデュオについては注目していきたい。


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