♬ 歌・唄・詩の日々

いい歌、いい歌手と出会いたい・・・
そんな気持ちを込めて綴る気ままな雑記帳です

カレン “螢の娘”

2010年09月23日 | 演歌・歌謡曲

昨年、「泣くなオカメちゃん/未練坂」でデビューした現役女子高生演歌歌手、カレンさんの第2弾は、つんく氏作曲の「螢の娘」です。今度はオリジナル曲で本領発揮というところでしょうか。自分自身の経験をベースにした母と子の絆がテーマになっています。うなりも入れて堂々とした歌唱です。せりふはなくてもよかったかなという気がしますが…

今は演歌を歌う女子高生といってもそうそう人気が出ない厳しい時代です。特に同世代からの支持は全くないに等しいでしょうし、年配の演歌ファンも保守的で既存の有名歌手にしか目を向けない。それでも彼女はパンチの効いた歌声、しっかりした歌唱力がありますから、地道に頑張っていってほしいと思います。

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遠藤さと美 “離さないでね…”

2010年09月20日 | 演歌・歌謡曲

遠藤さと美さんという歌手はこれまで知りませんでしたし、ネットでも情報が乏しいのですが、6月に発売されたこの「離さないでね…」をNHK-FMの新曲紹介番組で耳にして、印象に残りましたので取り上げます。

手元に2004年の「歌の手帖・歌手名鑑」がありましたので調べますと、名古屋出身で自分自身の体験を作詞して歌うノンフィクション演歌とあり、夫婦ものの演歌を歌っていたようです。作曲はずっと岡千秋氏が手がけているようで、前作は岡氏とのデュエットです。
この「離さないでね…」も岡千秋氏の作曲ですが、作詞は彼女ではありません。

鳥の鳴き声で始まるイントロは、朝の目覚めの気分で、爽やかで親しみやすい曲です。軽いポップス歌謡の感じで、癒し系と言ってもいいでしょう。コテコテの演歌ばかりでなく、こういう曲をカラオケで歌うのもいいと思います。

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小桜舞子 “こころ川”

2010年09月18日 | 演歌・歌謡曲

小桜舞子さんはこのところぐっと艶っぽいというか、ふくよかな女っぽさが出てきましたね。そんな彼女の新曲「こころ川」は、まさに王道を行く演歌といった感じです。

歌詞は演歌の常套的なフレーズが4行続いた後、語りかけるような七五調の1行があり、そしてやや唐突な感じに「こころ川」としめくくります。最後のほうで少しひねりを効かせた、これはなかなかうまい構成だと思います。

彼女の歌声は、可憐さと力強さがうまく調和していてくせがなく、まことに心地よいものです。この曲はカラオケファンにもきっと人気が出ることでしょう。
彼女も若手からそろそろ中堅にさしかかる頃で、ライバルは多いですが、頑張ってもらいたいですね。

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神園さやか “道~ふるさとから遠く離れて~”

2010年09月13日 | 演歌・歌謡曲

神園さやかさんは24歳になったんですね。私はデビュー間もない頃の彼女に2回会っていますので、感慨深いものがあります。最初の頃は演歌少女といった感じでしたが、次第に歌謡曲、フォーク調にシフトしてきました。

今回の新曲もフォークっぽい歌謡曲で、内容的には望郷の想い、親に対する感謝の気持ちを表現しています。常識的には母への想いなんでしょうが、歌詞には母とか母さんといった言葉は出てきませんから、父への想い、あるいは両親への想いとも解釈できます。

この曲、イントロを聴いてすぐ思ったのはNHK連続テレビ小説「おはなはん」のテーマに出だしがそっくりだなということです。「おはなはん」のテーマはソフトバンクのテレビCMでも流れていますからね。

ところで彼女はこれからどういった歌手を目指すといいのでしょうね。やはり演歌よりは現在のような歌謡曲路線がいいと思います。型にはまらず、幅の広い、息の長い歌手であってもらいたいです。もちろんこの曲のヒットも大いに期待しています。
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