♬ 歌・唄・詩の日々

いい歌、いい歌手と出会いたい・・・
そんな気持ちを込めて綴る気ままな雑記帳です

FM歌謡スクランブル

2005年05月31日 | 演歌・歌謡曲
「FM歌謡スクランブル」は、昨日に続き、演歌・歌謡曲のホットミュージックの2日目だった。それにしても新曲が次々とフルコーラスでかかるというおいしい特集だ。

永井みゆきの『港でひとり』は、最初からグッと引き付ける感じで、哀愁味もうまく出していると思う。

長保有紀の『城ヶ島雨情』は、流れるようなメロディーで、聴いていて心がうきうきしてくる。唄い方はやや粘っこいようなくせがあるが、それがまた妖艶な雰囲気をかもしだしている。

まきのめぐみの『ナギサ』を聴いていて、こんな感じの歌詞が前にもあったような気がしたら、庄野真代の『飛んでイスタンブール』だった。歌謡ポップス全盛の頃は、夏になればこういう季節感のある曲が出てきたものだと、なつかしい気持がした。

北原ミレイの『海岸物語』は、軽快なリズムで、これまでの彼女のイメージとちょっと違う。ベテランの味わいをたっぷり聴かせる上質の歌謡ポップスだ。
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さすらい海峡・居酒屋「敦賀」

2005年05月30日 | 演歌・歌謡曲
「FM歌謡スクランブル」は話題のホットミュージック、演歌・歌謡曲編の1日目だった。
まず際立っていたのが、永井裕子の『さすらい海峡』だ。先日試聴しているが、フルコーラスで初めて聴いて、この歌手のうまさにあらためて感心した。声に力強さがあり、しかも節度があって説得力がある。耳にすんなり入ってくる感じ。作詞は『江釣子のおんな』の池田充男氏である。

そして香西かおりの『居酒屋「敦賀」』は、どことなくデビュー曲『雨酒場』を思い出させるようなイントロが印象的でいい。そして歌詞がまた心温まる内容で、彼女の持つふんわりとした繊細さにぴったりの曲だ。
お酒があまり呑めない私でも、こんな居酒屋なら夜通し過ごしたいという気にさせる。

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浜圭介氏作品集

2005年05月29日 | 演歌・歌謡曲
27日の「FM歌謡スクランブル」について。浜圭介氏の作品特集で、なつかしい昭和歌謡が多かった。とりわけ三善英史の『雨』は、あの特徴的なイントロに続いて、「雨に~」と高音のボーカルが出るところの印象が強く残っている。歌詞も「約束した時間だけが 体をすりぬける」という表現が面白いと思った。この曲を聴くたびに、雨の中を街角で待つ、淋しげな表情の女といった情景が浮かんでくる。
千葉紘子の『折鶴』も、美しいメロディーと歌詞がなつかしい。彼女はこれ以外にヒットはなく、一発屋だったが、この曲がヒットした当時は、本当によくテレビに出ていた。

そしてラストにかかったのが、浜圭介氏本人歌唱の『昭和最後の秋のこと』。この曲ができたいきさつについては、阿久悠氏の著作「歌謡曲の時代」で読んだが、曲を聴いたのは初めて。歌謡曲の再生と復活を願う阿久悠氏の思いが凝縮されたような歌詞である。暗い歌だなと思って聴いていたが、これはきっと昭和歌謡への挽歌なのだろう。
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谷本知美「人生行路」

2005年05月28日 | 演歌・歌謡曲
谷本知美の『人生行路』のCDを買った。彼女の明るいキャラクター、力のある歌声の魅力を十分に生かした曲である。勇壮なイントロは人生応援歌の出だしらしくていい。
キャッチコピーが「着物で満開!知美節!!」とあるとおり、初めての和服衣装となるわけで、心機一転、彼女の新しいスタートを飾るにふさわしい。
カップリングの『能登をください』は、坂本冬美の『能登はいらんかいね』と対になったようなタイトルが面白い。なかなか調子のいい曲である。
                         
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ひるの歌謡曲・森宮幸子

2005年05月27日 | 演歌・歌謡曲
今週の「ひるの歌謡曲」は森宮幸子が司会を担当していて、例によってマイセレクションだった。彼女の場合は歌手になりたかった母親の夢を娘が実現するという形のデビューだったとのこと。
北海道のカラオケ大会で唄い、デビューのきっかけになったのが島津亜矢の『お蔦』とはまた難しい曲を選んだものだ。あのせりふも入れたのだろうか。一度、森宮幸子の歌で聴いてみたいものだ。

若手歌手らしく、J-POPも2曲あった。中島美嘉の『桜色舞うころ』は、メロディーが流れるように美しい曲だ。森宮幸子が言うとおり、心が落ち着く感じがする。私は特に最近、J-POPでよく日本語をわざと英語風に発音するのが耳障りに思うのだが、この曲は美しく日本語を発音しているのも好感が持てる。

そして森宮幸子の持ち歌は3曲。『ふたりの日本海』は、曲は本当によくできている。サビの部分で声にもう少しゆとりがほしいところ。
『私というかもめ』を聴いて、この歌手にはこういう歌謡曲がぴったりではないかと思った。彼女の声が抒情的表現のツボにはまっていて、こんなにうまい歌手だったのかと見直した。『自分坂』もやはりサビの部分が苦しい感じだ。彼女には絶対に抒情歌謡が向いていると思う。
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