偶然ですが6月19日に発売された曲が3曲続きます。今回は、あさみちゆきさんの実に7年ぶりとなる新曲『白い花飾って』です。
あさみさんはフォーク調の演歌・歌謡曲を中心に独特の個性で人気があり、井の頭公園で定期的に路上ライブをやり、「公園の歌姫」と言われていました。
私は20年以上前にテレビ番組でデビュー間もない彼女を見て、何か光るものを感じてファンになり、キャンペーンなどで何度かお会いしたことがあります。
2015年の結婚・出産を経て、2017年の『四畳半の蝉』以来シングルが出ておらず、もう復帰はないのかとも思っていましたので、今回の新曲発売は本当にうれしいです。
彼女にはしんみりした孤独感ただよう曲が多く、この『白い花飾って』も、女性主人公が一人で熱燗のお酒を呑みながら、恋を失った過去をしみじみ振り返るといった内容です。
白い花は別れた男性が好きだったようで、それを飾って古いレコードを聴いて歌を口ずさむ情景です。
彼女の声には独特の哀愁感があって、それも一筋縄のハスキーボイスではなく、こういう傾向の曲にはぴったりです。
サビの歌詞が「ああ女であることが鬱陶しくなる」「ああ女であることが嫌いになる夜」とあり、このあたりは好き嫌いが別れ、カラオケで幅広く好まれる曲ではないかもしれません。
メロディーはさすがに杉本眞人氏の作曲と思わせる印象的なもので、あさみさんの歌手活動再開を記念する素晴らしい曲だと思います。
ますます円熟味を増した彼女のこれからの活躍を楽しみにしています。
MVフルバージョン
https://www.youtube.com/watch?v=EbxIFagmSzI
本人コメント動画
井の頭公園ライブには何回も行きました。
今回の曲、PC動かしている時は、バックにいつもこの曲を流しています。ヒットして欲しいですね。
♪「初雪」も好きですよ。
>あさみちゆきファンです... への返信
コメントを寄せていただき、ありがとうございます。
あさみちゆきさんの7年ぶりの新曲発売は本当にうれしいですね。
これからアルバム、コンサートなど色々期待しています。
末永く応援していきましょう。