♬ 歌・唄・詩の日々

いい歌、いい歌手と出会いたい・・・
そんな気持ちを込めて綴る気ままな雑記帳です

椎名佐千子 “早春慕情”

2014年11月30日 | 演歌・歌謡曲

椎名佐千子さんといえばデビューからしばらくの、袴に靴のいわゆるハイカラさんスタイルの元気・勝ち気といったイメージが今も鮮烈に残っています。

しかし最近の彼女は本当に女性らしくなりました。元々ルックスも面長で、落ち着きのある和風美人の典型といった感じがあります。

11月26日に発売されたばかりの新曲『早春慕情』はそんな彼女の魅力を存分に発揮した素晴らしい曲です。冬を迎えるこの時期に早春をテーマの曲で、これから春に向けて強力にアピールしていこうという意欲を感じます。作曲は多くの名曲を手がけた鈴木淳氏、作詞は妻の悠木圭子氏です。

この曲を聴いて感じたのは、何かこれまでの彼女とは違って、自然に等身大で歌っているということでした。YouTubeでの彼女自身のコメントでも、カラオケで歌う時のコツはまず歌詞をよく読んで主人公の気持ちを作ることと言っています。

PVを見ると衣裳は洋服で、曲調はしっとりした歌謡曲、女性のせつない未練心をテーマにするものの爽やかな透明感がある、とにかく新たな魅力がいっぱいです。

この曲をきっかけに歌手「椎名佐千子」が大きく飛躍してほしい、そんな期待が大きくふくらんで来ました。

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牧村三枝子 "黄水仙"

2014年11月17日 | 演歌・歌謡曲

牧村三枝子さんは1972年に『少女は大人になりました』でデビューした時にファンになったので、私にとっては格別の思い入れがある歌手です。

その彼女も最近あまり消息を聞かなかったので気になっていたのですが、待望の新曲、それも彼女にぴったりの素敵な曲が出ました。

彼女の歌唱は女性特有の繊細さ、優しさが際立っており、聴く者にゆったりした心地よさを与えてくれる感じです。

10月22日に発売されたこの『黄水仙』はまさに彼女のそういった特徴が存分に発揮された曲になっています。曲調はゆったりした三拍子のワルツで、優しい女ごころを歌ったしあわせ演歌です。まさにタイトルの黄水仙のように派手さはないがさりげなく可憐なイメージの曲です。
カラオケでも親しまれそうな曲だと思います。

彼女はこの曲のキャンペーンで各地を回り、12月には関西にも来られるようなので、『こぼれ陽』のキャンペーン以来9年ぶりに彼女に会えればと思っています。
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