パソコンの不具合に加えて個人的な諸事情により、ちょうど半年間このブログの更新をしておりませんでしたが、また無理のない程度に更新していきたいと思います。
昨年のNHK紅白では、演歌歌手では三山ひろしさん、山内恵介さんの二人が初出場の栄光を勝ち取り、また島津亜矢さんも久々の出場と、演歌界にとっては少し明るい兆しが見えてきた感じです。
このブログでは引き続き若手歌手をはじめとした新曲を中心に、私がお薦めしたいと思う曲をできるだけ取り上げていくつもりです。
さて久しぶりの更新に取り上げますのは、昨年10月発売の、野村未奈さん「千曲川哀歌(エレジー)」です。
彼女は2004年に三代目コロムビア・ローズとして「出航五分前」でデビューしていますが、やはりコロムビア・ローズという名前の重圧があったことは否めないと思います。その意味では、昨年7月に日本クラウンに移籍し、芸名を野村未奈に改名したことで心機一転、新たにデビューした気持ちで頑張ってほしいものです。
そして移籍第一弾となるこの新曲「千曲川哀歌(エレジー)」は、そんな彼女の新しい門出を祝うにふさわしい素晴らしい出来映えになっています。
歌詞には千曲川周辺の名所をちりばめ、スケール感のあるメロディーで、エレジーではありながら、ぐいぐいと前へ向かっていくような力強さを感じます。彼女の歌唱力が遺憾なく発揮されていると思います。
今年はNHK大河ドラマで真田丸が放送されてることも追い風となり、この曲が大きなヒットになることを期待しています。