花咲ゆき美さんは新曲が出るたびに、その独自の歌の世界が光り輝きます。今回、11月4日に発売された新曲『雪窓』も期待にたがわず、とてもいい曲だと思います。
作曲は前曲『恋樹氷』と同じ国安修二氏で、この方は元々フォーク系のシンガーソングライターで、10年くらい前から演歌の作曲でも活躍しています。この『雪窓』は、三連符を主体に印象的な歌謡曲テイストのメロディーに仕上がっています。
内容は女性主人公が別れた相手への恋しい想いを切々と訴えるものです。別れたのが前の冬のようで、季節が巡ってまた冬になり、よけいに恋しさがつのるといったところでしょうか。
ドラマチックな曲の構成で、サビの「指が髪が胸が」のフレーズが一番のポイントとして、カラオケでも聴かせどころになるでしょう。
今回も彼女の表現力を十分に味わえる曲だと思います。また、彼女は髪をショートにしてイメージを変えており、MVやジャケ写ではエキゾチックな雰囲気が漂っています。
これからの季節にぴったりの曲で、大きなヒットを期待しています。
https://www.youtube.com/watch?v=VBIXb2Bscsw