♬ 歌・唄・詩の日々

いい歌、いい歌手と出会いたい・・・
そんな気持ちを込めて綴る気ままな雑記帳です

大城バネサ “さくら雪”

2011年11月28日 | 演歌・歌謡曲

2003年に「鴎も飛ばない海だよ」でデビューした日系二世のアルゼンチン出身の大城バネサさん。このところ音沙汰がなく、どうしたのかと思っていましたが、3年ぶりに新曲が出ました。

彼女にしてはしっとりした感じの曲ですが、「泣くもんか 泣くもんか」という歌詞の部分では、地球の裏側の日本に来て頑張って歌っている彼女の根性を感じます。

日系二世の演歌歌手としては、彼女と同じころにデビューしたブラジル出身の南かなこさんがライバルと言えます。南さんは最近歌謡ポップス路線ですが、大城さんにはやはり声の質からしてどっしりした曲が似合うようです。
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川野夏美 “寒ぼたん”

2011年11月26日 | 演歌・歌謡曲

川野夏美さんの11月2日に発売されたばかりの最新シングルです。彼女は本当に歌がうまくなりましたね。元々歌唱力はあるのですが、若いときは(今でも若いですけど…)どちらかといえば元気さや力強さが前面に出ていたように思います。最近は円熟味が出て、この曲でもストレートに情感が伝わってきます。

この曲は男唄で、女性を寒ぼたんに見立てて、優しい男性の心情を歌っています。けなげな女性の描写と、きりっとした男性の意志という両面を歌い上げる難しさがあると思いますが、そのあたりが彼女はすごくうまいと感じます。

しばらく和服衣装だった彼女も、「霧雨海峡」から洋装にもどり、今回も洋装で、PVで見るとシルバーと黒を基調にしたシックなドレスで、よく似合っています。

彼女にはキャンペーンで2回、間近でお会いしたことがあり、本当に明るい爽やかな人柄を感じました。ぜひヒットして、もっともっと知名度がアップしてほしいと願っています。
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多岐川舞子 “浮草の町”

2011年11月20日 | 演歌・歌謡曲

また二か月以上も更新しないままで、本当にブログをやる気があるのかと疑われてもしょうがないですね。忙しさもあり、このところ歌を聴くことからも歌うことからもしばらく遠ざかっていました。でもいい曲が次々出ていますので、少しずつでも取り上げていきたいと思います。

さて、久々の更新に取り上げますのが多岐川舞子さんの9月発売の新曲「浮草の町」で、彼女にとっては久しぶりのメジャー演歌です。

この曲は、ギターの音色で始まるイントロがいいですね。演歌らしい哀愁と落ち着きをかもしだしていて、ゆったりとした気分に誘われます。
そして多岐川さんが優しく語りかけるように、けなげで控えめな女性の心境を歌い上げています。これこそ演歌を聴く醍醐味と言ってもいい至福の気分を味わえます。

なお「浮草」は普通「うきくさ」と読みますが、この曲では「うきぐさ」と発音しています。そのほうが柔らかい感じがするからでしょう。一つの字の読み方だけでもイメージが随分と変わることがありますからね。
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