竹川美子さんはデビュー曲『江釣子のおんな』がじわじわと人気が出て来た頃から熱心に応援してきた歌手です。デビュー当時は可憐さが際立っていましたが、最近はそれに加えて妖艶さの魅力が一段と増してきたと感じます。
そんな彼女の本領を存分に活かしたのが、6月2日発売の新曲『女のいろは坂』です。
作曲は彼女の師匠の叶弦大氏、作詞は最近若手演歌歌手の曲を多く手がける原文彦氏で、2018年の『片恋おぼろ月』以来のコンビです。
「いろは坂」といえば日光にあるものが有名ですが、この曲はそれとは直接関係がないようで、1番の歌詞のとおり、ひらがな文字の形状を曲がりくねった迷路に例えて、女心のせつなさを表現したものです。
曲調はまさに王道のせつな系演歌で、彼女の哀愁味を帯びた高音がとってもいい感じに響きます。
特に演歌ファンには一押しのおすすめ曲で、彼女にとって転機となるような大きなヒットになればいいと思います。
https://www.youtube.com/watch?v=U8HkUZE4Kfs