♬ 歌・唄・詩の日々

いい歌、いい歌手と出会いたい・・・
そんな気持ちを込めて綴る気ままな雑記帳です

五十川ゆき “愛はさりげなく”

2017年12月09日 | 演歌・歌謡曲

五十川ゆきさんという歌手については、これまであまり知らなかったのですが、大分県出身で平成20年にキングレコードからメジャーデビュー、平成25年に日本クラウンに移籍しています。

今回リリースの「愛はさりげなく」は、元々移籍第3弾として昨年10月にリリースされた「焔(ほむら)の酒」のカップリングに入っていた曲です。

この曲が注目されたきっかけは、YouTubeの動画でした。日本クラウンの公式チャンネルで配信されているこの曲のフルコーラスの動画はじわりじわりと評判を呼び、視聴回数が現時点で30万回を超えています。
日本クラウンではYouTubeでのこの曲の人気に応える形で、新たにA面としてリリースをしたわけです。

過去には有線放送のリクエストで火がついて大ヒットに至ったという例もありますが、この曲もまさに草の根ヒット曲、それもYouTubeからで、いかにも現代的な現象だと言えますね。

確かにこの曲、歌詞もメロディーもいいし、五十川ゆきさんの歌唱も堂々としていて素晴らしい。カップリングのままでは絶対に勿体ない名曲だと思います。

この曲のヒットをきっかけに彼女の知名度がアップし、正統派の演歌・歌謡曲歌手として第一線で大活躍されるよう期待しています。
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大川栄策 “夜霧の再会橋”

2017年12月02日 | 演歌・歌謡曲

まさにいぶし銀と形容するにふさわしいベテラン歌手の大川栄策さん。来年で歌手生活50年という大きな節目を迎えます。そして10月25日に発売されたこの新曲は、何と通算100枚目のシングルとのこと。

作曲が市川昭介氏なので、これは埋もれた遺作か、あるいはカバー曲かと思いましたが、実は過去のカップリング曲のリニューアルでした。1984年に発売のシングル「わかれ港町」のカップリング曲「再会橋」が根強い人気があるので、彼の記念すべき100枚目のシングル曲として、タイトルをリニューアルし、新録音でこのたびリリースしたとのことです。

まあ履歴や由来は別として、この曲は親しみやすくて味わい深い、本当にいい曲ですので、確かにカップリング曲として埋もれさせておくのは勿体ないですね。

2年の歳月を経て、別れた女性と再会する男性の心境を歌っています。お互いに色々と思うところはあるけれど、こうして逢えただけでもいい、これからやり直そうという、将来への希望がテーマになっています。

私はこのブログでは主に若手歌手にエールを送って来ましたが、彼のようなベテラン歌手にも若手に奮起を促す意味で、大いに頑張って欲しいと思います。
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