福田こうへいさんには既に4月25日発売の新曲「天竜流し」がありますが、その前の「道ひとすじ」が、新曲歌謡レッスンの第2回の練習曲でしたので、順序が前後しますがここで取り上げておきます。
彼の持ち味は民謡で鍛えた伸びのある高音です。そのため、持ち歌の中ではデビューシングル「南部蝉しぐれ」など民謡テイストの曲のイメージが強いと思います。新曲の「天竜流し」もそうですね。
一方、この「道ひとすじ」は、男の生きざまをテーマに力強く歌い上げる人生応援歌になっています。歌詞を見ると、1番では自分自身の辛抱や努力、2番では妻の内助の功、3番では世間の恩情がそれぞれ歌われており、すごく含蓄に富む素晴らしい曲だと思います。
彼の声は高いので、男性でもキーをマイナス5くらいにして歌うのがよいとの指導がありました。私はこれまでカラオケでは、けっこう高い声の男性歌手の曲でもマイナス1か2くらいで歌っていて、高い部分が出しにくかったことがあるのですが、もっと思い切って下げてもいいのだと思いました。
この曲は人気が高いようなので、これからもカラオケ定番曲として息の長いヒット曲になるような気がします。