小川みすずさんは、一般にはあまり知名度のない歌手だと思います。私は記憶にあると思ったら、昨年2月に『空行く雲よ』をこのブログで取り上げていました。
そしてこの1月11日に『愛着駅』という、またいい新曲が発売になっていますので、紹介したいと思います。
『愛着駅』ってちょっとユニークなタイトルですね。「終着駅」をもじったのかなと思います。
内容的には女性主人公が駅で愛する人と別れ、列車で港の駅に着くまでの切ない心情を歌ったものです。
1番では駅での別れの情景、2番は列車が発車して思い出にひたり、3番で港の駅に着き、一人で生きる気持ちになるといった流れです。
思うに「愛」をひきずりながら駅に「着」く、だから「愛着駅」という解釈ができるかも知れません。
曲調は3連音符を多用した歌謡曲テイストの演歌で、なかなかいい感じにメロディーが流れ、カラオケ向きの曲だとも言えるでしょう。
サビの「あなた あなた」「涙 涙」のところで抑えていた感情がグッと出る感じで、ここの表現がカラオケでもポイントになるでしょう。
歌謡曲ファン、演歌ファンともにおすすめできる1曲だと思います。