本当に久しぶりの更新になります。このところ歌謡界はジリ貧状態で、そもそも歌のことが全然世間の話題にならないし、注目される新人歌手も一向に出て来ない。そんな中、このブログも開店休業状態になっておりました。
まあそんな閉塞状態をドカンと打ち破るような曲を久々の更新に取り上げようということで、この祭小春さんの『演歌じゃないか』にしました。
祭小春さんとは初めて聞く名前ですが、新人ではなく12年ぶりに移籍で新曲発売とのことです。ネットで配信されている本人の動画コメントによると、今回の新曲は藤あや子さんの全面的バックアップによるもので、CDのタイトルの字は藤あや子さんに書いてもらい、ジャケ写の衣装も藤さんからのプレゼントだとか。
この曲はタイトルが物語るように、まさに演歌、いわゆる「ど演歌」というやつですね。うなり節が存分に聴けます。しめくくりの歌詞がいいですね。「ままにならないこの世だけれど、それが人生、演歌じゃないか」 本当にさっぱりした人生応援歌だと思います。難しい小理屈はさておいて、こういう曲を聴いて元気になるのもいいんじゃないでしょうか。