♬ 歌・唄・詩の日々

いい歌、いい歌手と出会いたい・・・
そんな気持ちを込めて綴る気ままな雑記帳です

島津亜矢 “夏つばき”

2021年08月21日 | 演歌・歌謡曲

演歌の枠にとどまらず、卓越した歌唱力を持って活躍しているのが島津亜矢さんです。その彼女の最新シングルが7月21日に発売された『夏つばき』です。

この数年、彼女は『心』『道』『凛』『眦』といった一文字タイトルの人生応援歌シリーズが続いていましたが、今度の新曲では趣を変えて、恋を失った女性の情念がテーマになっています。

「夏椿」は「シャラノキ」とも言われ、6~7月に白い花を咲かせ、朝に咲いて夕方に落花する一日花です。

この曲の内容はそんな夏椿の様子を、自分の失恋の悲しみになぞらえた、切なく狂おしい歌詞になっています。

特徴的なのは「獣(けもの)みたいに泣きました」のフレーズで、このへんが彼女の真骨頂というか、迫力ある歌唱を持ち合わせてこそと言えるでしょう。

まるで銃声のように始まるイントロもインパクトがあります。

本当に素晴らしくいい曲なので、男女を問わず、実力に自信のある方(あまりない方も)にはぜひカラオケでチャレンジをおすすめします。

テレビの歌謡バラエティではいろんなジャンルの曲を器用にこなす彼女ですが、やはり持ち歌で勝負し、大ヒットしてほしいものです。

https://www.youtube.com/watch?v=50KfREUp60M

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島あきの “トルコ桔梗”

2021年08月10日 | 演歌・歌謡曲

東京オリンピックTV観戦のせいだけではないのですが、少し間隔が空いてしまいました。

さて、今回は北島三郎氏の秘蔵っ子、島あきのさんの第4弾シングルで、7月7日に発売された『トルコ桔梗』です。

デビューから『津軽海峡』『ハマナス海峡』『海峡わかれ宿』と海峡三部作といった感じで続いていましたが、今回はぐっと趣を変えています。

実はこの曲はオリジナルではなく、大黒裕貴さんのアルバム収録曲だと知って、ちょっと驚きました。大黒裕貴さんといえば私がこのブログを始めた頃は、竹川美子さんらと共に、熱く応援していた歌手の一人でした。

でもこの曲は不肖ながら知らなかったのですが、原讓二こと北島三郎氏が大黒さんのために作曲した曲なので、これを島あきのさんによって再びよみがえらせようとの意図なのでしょう。

内容は別れの悲しみをトルコ桔梗の花に想いを寄せて歌う切ない曲です。

イントロは長いめで、ドラマチックなメロディーに続いてギターの物悲しい音が響きます。

曲の構成としては始めの2行は前サビとも思われ、いきなり「あなたが別れ告げた日にトルコ桔梗が枯れました」と言って、後でその説明をしています。

3番を聴くと、またトルコ桔梗を買って、想い出にひたっています。カラオケで歌うときもその心境の変化を心得るといいように思います。

彼女は本当にいい曲をもらいました。きっと鮮やかにこの曲の価値をよみがえらせてくれることでしょう。大いに期待しています。

PV
https://www.youtube.com/watch?v=yrkqFystBEM
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https://www.youtube.com/watch?v=QZkgjh6F1i8
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