昨年は『グラスの花』『雨音』と2枚のシングルを出して、カラオケファンに人気が出ているまつざき幸介さんがまたまた素敵なシングルを出しました。2月26日に発売された『涙のピリオド』です。
作曲はもちろん小田純平さんで、作詞はかず翼さんと『雨音』と同じコンビです。
曲調はフォーク調の哀愁味ただよう歌謡バラードで、印象的なメロディーが耳に心地よくなじみます。
内容は女歌で、女主人公が相手の男性との別れを決意し、彼の部屋に手紙を残してゆくというものです。悲しさの中にも爽やかさが感じられ、主人公の感情に共感できる曲だと思います。
やはりこれは曲づくりも歌詞も洗練されていて、うまくツボをおさえているからでしょう。もちろんまつざき幸介さんの歌唱も、この曲の情感を本当にうまく表現していて、とりわけ高音の美しさが際立っています。
テーマは、「さよなら」としか書けなかった手紙に、落とした涙がちょうどピリオドになるというもので、その涙が映像となって大変印象深い曲になっています。
YouTubeでは発売前からカラオケ動画が多くアップされていて、注目度の高さがうかがわれます。私もこの曲はカラオケ練習でこれからじっくり取り組んで、ぜひとも得意レパートリーの一つにしたいと思っています。
https://www.youtube.com/watch?v=Ow3NfGXQUBA