坂本冬美さんの新曲が8月21日に発売されました。タイトルは『俺でいいのか』という男のセリフそのままで、最近の彼女からすると意外な感じがします。
ユニバーサルミュージックのサイトを見ると、キャッチコピーは「坂本冬美にしか歌えない唯一無二の男歌の世界、ここに新たに誕生!!」とあります。
彼女はデビュー曲『あばれ太鼓』から『祝い酒』『男の情話』と続き、初期は男歌の歌手というイメージがありました。近年では2013年の『男の火祭り』があり、いずれも威勢のいい男歌だったわけですが、今回の『俺でいいのか』は、これまでにない艶っぽい男女の情愛をテーマにした男歌という点に新鮮さがあります。
歌詞を見ると、こんなふうに惚れられたいという男の願望ですが、これが彼女によってすごくいい感じに表現されていて、まさにキャッチコピーどおりの男歌の世界だと思います。
ジャケ写はバックの拡げた傘が日の丸のようなデザインで印象的ですし、PVはレトロな映画のシーンのようで、歌詞も洋画の字幕スーパー風といった工夫がされています。
これは男女を問わずカラオケでも間違いなく人気曲となるでしょう。女性演歌のベテラントップスターの彼女にとって、令和の時代のスタートにふさわしい大ヒットとなると思います。
https://www.youtube.com/watch?v=kIDbjD5vv3Q