♬ 歌・唄・詩の日々

いい歌、いい歌手と出会いたい・・・
そんな気持ちを込めて綴る気ままな雑記帳です

寺本圭佑 “望郷本線”

2021年07月21日 | 演歌・歌謡曲

しばらく女性歌手が続きましたが、今回は男性歌手です。

寺本圭佑さんを初めて知ったのは、2018年の『夕顔~ふるえる花~』で、それが小田純平さんに関心を持つきっかけにもなったので、大変印象深い歌手です。

彼の『ひとりにしない』以来2年ぶりになる新曲『望郷本線』が6月30日に発売されました。

彼が尊敬する山川豊さんのデビューヒット『函館本線』を思わせるようなタイトルです。

内容的には重く悲しい曲で、故郷にいる親が危篤との知らせを受けて、最終列車に乗って駆けつけたものの死に目に会えなかったというストーリーになっています。

特に印象的だと感じるのは鮫島琉星さんによる歌詞で、1番の「流れる夜空が 吸い込んでゆく」は不安な心境をうまく表現しています。また、回想シーンの2番で「枕木並べて人の道を行け」とあるのは親の訓示のようで、この曲に厚みを与えています。

作曲はもちろん師匠の小田純平氏さんで、今回は小田さんの個性を抑えつつ、曲の内容に沿ったドラマチックなメロディーに仕上げていると思います。

MVはシルエットから始まって、途中から彼の表情が現れる印象的な映像です。

重い内容ですが、カラオケでは彼のコメントにあるようにあまり思い入れを強く入れずさらりと歌うほうがいいようです。音域が広くて難しいだけにチャレンジする価値があるでしょう。

MV
https://www.youtube.com/watch?v=k-nFL-f4K6s

インタビュー
https://www.youtube.com/watch?v=jSrMwWgn4hY
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『わたし舟』はオリコンチャート2位に!

2021年07月14日 | ノンジャンル
羽山みずきさんの『わたし舟』は、オリコンの演歌・歌謡曲シングルランキングの最新チャート7月19日付(7月5日~7月11日の集計)で2位になりました!

1位は山内惠介さんの『古傷』ですが、これは2月24日発売ですから、新規発売の曲では『わたし舟』がトップということになります。

私の取り上げた曲が次々にチャート上位になるのは本当にうれしいです。

彼女にはこれからの演歌界を背負って立つくらいの活躍をしてほしいし、それだけの力があると信じています。頑張って!!

なお、YoutubeでPVの前に彼女のコメントが付いた動画がありましたので、URLを貼り付けておきます。

https://www.youtube.com/watch?v=7JnC0qnlkXw
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羽山みずき “わたし舟”

2021年07月13日 | 演歌・歌謡曲

羽山みずきさんの魅力は、清楚さと内に秘めた芯の強さのイメージだと思います。言うなれば伝統的な日本女性の特色を体現しているようです。

そんな彼女の待望の新曲『わたし舟』が7月7日に発売されました。

このタイトルにはひねりがあって、「渡し舟」と「私」を掛けて、揺れる恋心を表現しています。

この曲は1コーラスが10行と、演歌にしては長い歌詞が一つの特徴で、サビが2種類あるような構成です。

曲調は、舟が漕ぎ進むようなイメージのイントロから、出だしは小気味よく語りかけていく感じで、一度聴くと耳にすっとなじんで、思わず口ずさみたくなるものです。

そして「恋する女は あまんじゃく」から曲調が伸びやかに変わり、ここが第一のサビの感じで、それに続く4行が第二のサビで、「さらり さらりら」「はらり はらりら」の擬態語によって印象を強めてしめくくっています。

内容的には主人公の女性が、葛藤する恋心を、舟に乗るか乗るまいかと迷う気持に例え、相手を受け入れる決意と一抹の不安ものぞかせるという味わい深いものです。

彼女の持ち味にまことにふさわしい素晴らしい曲なので、大きなヒットになればいいと思います。

https://www.youtube.com/watch?v=s81mgkmjOrY

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『恋紅』がオリコンチャート1位!

2021年07月03日 | ノンジャンル
昨日取り上げた水城なつみさんの『恋紅』が、オリコンの演歌・歌謡曲シングルランキングの最新チャート7月5日付(6月21日~6月27日の集計)で1位になりました!

彼女にとっては初のオリコン1位で、デビュー8年目の快挙に心からお祝いしたいです。
これからもっともっとヒットすればいいですね。

YouTubeではこの曲のメイキング動画があり、本人やスタッフの力の入れ方がうかがえます。本人のインタビュー動画とともにURLを貼り付けておきます。

メイキング
https://www.youtube.com/watch?v=jQw6t60rl54
インタビュー
https://www.youtube.com/watch?v=mLYOEGVcG8o

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水城なつみ “恋紅”

2021年07月02日 | 演歌・歌謡曲

水城なつみさんは8年前のデビュー時から注目し、期待してきた歌手です。

6月23日に発売された新曲『恋紅』は、彼女自身が語るように、これまでとは違った世界観が感じられる曲です。


キャッチコピーでは「水城なつみの“哀愁”と“癒し”にあふれる歌声を生かした新曲」「抒情歌タッチで描きます」とあります。

演歌・歌謡曲に抒情歌といったジャンルがあるかどうかは別として、この『恋紅』は抒情歌のイメージがしっくり来ます。

ゆったりとした懐かしさを感じさせるメロディーで、内容は恋する相手との再会を喜ぶ女性の純な心情を歌ったものです。

歌詞にちりばめられた「汽笛」「かくれんぼ」「下駄の音」「祭り囃子」といったフレーズが、主人公の胸中にある故郷の懐かしい情景を呼び覚ますようです。

聴いていて本当に優しい気持になれる、ほほえましい素晴らしい曲だと思います。

カラオケでのポイントは彼女自身がサビの部分、1番では「月も雲間に 月も雲間に」の繰り返しのところとコメントしています。ここで場面転換するので、ゆったりした気分で歌うといいかもしれません。

彼女の持ち味にぴったりのいい曲なので、是非ヒットしてほしいものです。

https://www.youtube.com/watch?v=XGw7kaCRpMI

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