♬ 歌・唄・詩の日々

いい歌、いい歌手と出会いたい・・・
そんな気持ちを込めて綴る気ままな雑記帳です

成底ゆう子 “ふるさとからの声”

2010年12月28日 | 演歌・歌謡曲

11月に発売されたばかりのこの曲は、成底ゆう子さんというめずらしい名前の歌手が歌っています。彼女は沖縄県石垣島出身で、夏川りみさんと同じです。彼女も癒し系という感じで、聴いていて心が穏やかになるようないい声をしています。

彼女は1975年生れで、シンガーソングライターとしてライブなど歌手活動はこれまで長くやっていたようですが、この曲でメジャーデビューということです。

内容的には、故郷の両親への想いをテーマにした望郷ソングです。メロディーもしんみりと美しく、地方から都会に出てきた人であれば、聴いていてジーンと来るものがあるでしょう。また、そういう境遇になくても共感できる歌だと思います。
こういう曲にジャンル分けは無意味とも思いますが、まあ歌謡曲系と言っていいでしょう。

「遅咲きの底力」「隠れた名盤」などいろいろな言われ方をしているようですが、これからの活躍が大いに期待できる楽しみな歌手が現れたと思います。
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市川由紀乃 “女の潮路”

2010年12月12日 | 演歌・歌謡曲

ちょうど1か月ぶりの更新になりますが、今回は市川由紀乃さんの今年2枚目となる新曲「女の潮路」を取り上げます。

市川由紀乃さんは正統派演歌の担い手として、ゆるぎない地歩を固めていると思います。「由紀乃演歌」というブランドが確立されていると言っていいでしょう。この「女の潮路」でも、その繊細な情感の表現力には惚れ惚れとするばかりです。

どんなにいい歌詞、いいメロディーやアレンジであっても、それをうまく歌いこなす歌手があってこそですが、そういった点でもこの曲は市川由紀乃さんの歌唱力が余すところなく発揮されていると思います。
この新曲で彼女の更なる飛躍を期待しています。
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