★あさみちゆきの新曲『青春のたまり場』のCDを、発売日前日の26日にCDショップで見つけて買った。ジャケ写がモノクロというのがめずらしいが、かえって目を引く。曲の内容が過ぎし青春の思い出なので、イメージとしては合っている。また、これまでの彼女のCDのジャケ写はどちらかといえば暗いイメージだったのが、今回は明るい笑顔で実にいい表情だ。
★作曲はデビュー曲『紙ふうせん』をはじめ、これまでにも彼女の曲を多く書いている杉本眞人氏、そして作詞は阿久悠氏というまさにゴールデンコンビである。
青春の思い出といえば、もちろん楽しいことだけでなく、争い、悩み、傷つきといったことがつきもの。そんなひとりひとりの遠い過去をしみじみ思い出させるような、とてもいい曲に仕上がっている。
哀愁とやさしさを併せ持つ、あさみちゆきの歌唱が今回もすごくいい味わいだ。
★カップリングの『恋華草~おれとあたし~』も同じ二人による作詞・作曲のフォーク調のバラード。こちらも優しくしみじみした雰囲気で、とても心地よく聴ける曲だ。