引き続き令和デビューの新人歌手4人目です。彩青(りゅうせい)さんで、色々と話題豊富な歌手です。
まず名前が変わっていますが、本名が横田彩青と言い、その下の名前です。父親がサッカー日本チームのカラーにちなんで付けたそうです。
彼は北海道岩見沢市出身、平成14年生まれの16歳という若さで、幼い頃から民謡を始め、中学生の民謡大会で優勝の実績があります。また津軽三味線も尺八も演奏できるという、まさに多芸多才ぶりです。
11歳から細川たかしさんに師事して演歌を習い、杜このみさんに続く細川門下からのデビューです。20歳頃のデビューを予定していたものの、令和元年に幸先よくデビューさせることになったそうです。
さて6月26日に発売されたデビューシングル『銀次郎 旅がらす』は、タイトルからわかるように股旅演歌で、特徴は各コーラスの途中で入る「はぐれもんです」の短い口上というのか決めゼリフのようなフレーズです。これが話題となってヒットの追い風になりそうです。
歌唱は民謡をやっていただけに張りのある高音で、16歳とは思えない貫禄があります。また伴奏の尺八は彼自身が演奏しているのも特筆ものでしょう。
卓球の張本智和さん、将棋の藤井聡太さんと各界で同年代の異才が出ている中、演歌界にもすばらしい逸材が出てきたという実感があります。
カラオケでは元気よく歌える曲なので、全国で「はぐれもんです!」がブームになり、大ヒットすればいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=kEUT-zm9EQo