♬ 歌・唄・詩の日々

いい歌、いい歌手と出会いたい・・・
そんな気持ちを込めて綴る気ままな雑記帳です

彩青 “銀次郎 旅がらす”

2019年07月29日 | 演歌・歌謡曲

引き続き令和デビューの新人歌手4人目です。彩青(りゅうせい)さんで、色々と話題豊富な歌手です。

まず名前が変わっていますが、本名が横田彩青と言い、その下の名前です。父親がサッカー日本チームのカラーにちなんで付けたそうです。

彼は北海道岩見沢市出身、平成14年生まれの16歳という若さで、幼い頃から民謡を始め、中学生の民謡大会で優勝の実績があります。また津軽三味線も尺八も演奏できるという、まさに多芸多才ぶりです。

11歳から細川たかしさんに師事して演歌を習い、杜このみさんに続く細川門下からのデビューです。20歳頃のデビューを予定していたものの、令和元年に幸先よくデビューさせることになったそうです。

さて6月26日に発売されたデビューシングル『銀次郎 旅がらす』は、タイトルからわかるように股旅演歌で、特徴は各コーラスの途中で入る「はぐれもんです」の短い口上というのか決めゼリフのようなフレーズです。これが話題となってヒットの追い風になりそうです。

歌唱は民謡をやっていただけに張りのある高音で、16歳とは思えない貫禄があります。また伴奏の尺八は彼自身が演奏しているのも特筆ものでしょう。

卓球の張本智和さん、将棋の藤井聡太さんと各界で同年代の異才が出ている中、演歌界にもすばらしい逸材が出てきたという実感があります。

カラオケでは元気よく歌える曲なので、全国で「はぐれもんです!」がブームになり、大ヒットすればいいですね。

https://www.youtube.com/watch?v=kEUT-zm9EQo

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新浜レオン “離さない 離さない”

2019年07月27日 | 演歌・歌謡曲

令和デビューの新人歌手として取り上げる三人目は、令和元年初日の5月1日に颯爽とデビューした新浜レオンさんです。デビューシングルは『離さない 離さない』で、リズミカルなテンポのいい歌謡曲です。

彼は千葉県白井市出身で現在23歳。父親が「伯方の塩」のCMの高城靖雄さんという演歌歌手だそうで、父親の影響で歌手を志したのですが、以前は野球少年だったとのこと。

ルックスはイケメンで、身長も高く、女性ファンに受けそうな素養があります。

この曲も「前サビ」で、その後2コーラスあり、そしてラストに前サビと同じフレーズでしめくくる構成です。

歌謡曲でも演歌よりはポップス系の曲で、80年代歌謡ポップスの香りもあって、懐かしい感じがあります。

男性の先輩歌手では竹島宏さん、最近の歌手では中澤卓也さんあたりが好ライバルと言えるでしょうが、競い合う中で独自色を出していけばいいと思います。

父親を超える演歌歌手になりたいとのことですが、今後色んな曲にチャレンジして、演歌・歌謡曲界を盛り上げていってほしいものです。

https://www.youtube.com/watch?v=VuqWF-_j-I0

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竹島宏 “夢の振り子”

2019年07月22日 | 演歌・歌謡曲

竹島宏さんは昨年の『恋町カウンター』、そして今年の『噂のふたり』と歌って踊れるタイプの曲で、演歌・歌謡曲界の中でもユニークな存在になっています。そんな彼の新曲『夢の振り子』が6月12日に発売されました。この曲もまた踊れる歌謡曲で、まさに勢いが止まらない感じです。

この曲はNHKのBS時代劇「大富豪同心」の主題歌になったため緊急発売されたものです。私は現在BSテレビを視聴できる環境にないので、この番組自体は全く知らないのですが、いずれにせよNHKの番組の主題歌を任せられるのは、彼にとって大変光栄なことであり、念願の紅白初出場への期待も大きくふくらんだと言えるでしょう。

作詞:松井五郎氏、作曲:都志見隆氏のコンビは、『月枕』以来4曲連続ですっかり定着しています。

この曲はいわゆる「前サビ」で、短いイントロに続けて印象的なサビが冒頭に歌われ、その後は2ハーフという構成のリズミカルなものです。

歌詞の内容は、人生での色々な悩みに対し、運命を振り子に例え、前向きに生きるよう促すもので、人生応援歌とも言えます。

これも『噂のふたり』と同じく、普段こういう曲を歌わない人もカラオケでチャレンジすると楽しい曲だと思います。ダンスについては、まあレベルに応じてやればいいでしょう。

https://www.youtube.com/watch?v=T3AvqVzfVCg

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寺本圭佑 “ひとりにしない”

2019年07月19日 | 演歌・歌謡曲


寺本圭佑さんといえば昨年の『夕顔~ふるえる花~』で初めて知った歌手で、ムードたっぷりにバラードを歌い上げる実力派だと注目しました。

彼の新曲は、7月10日に発売された『ひとりにしない』で、ユニバーサルミュージック移籍後の第一弾シングルとなります。作曲はもちろん彼の師匠の小田純平さんで、作詞は森坂ともさんです。

この曲は昭和歌謡の香りが色濃く出ているムード歌謡で、小田純平さんのいつもの作風とは異なっています。今回はあえて自分のカラーを抑えて作曲したようです。

寺本さんのデビュー10周年と移籍という節目に当たり、彼の持ち味を存分に活かせる曲をとのコンセプトで企画されたのでしょう。

曲の内容は、再会した恋人を気遣う心情を歌ったもので、曲も歌詞も優しさと温かみにあふれています。カラオケで歌えば大変心地よさそうで、私も早く覚えて歌ってみたいと思います。

オリコン演歌チャートではいきなり2位にランクインしたそうで、注目の的です。彼も一気に人気、知名度がアップすることでしょう。

https://www.youtube.com/watch?v=hbHE7UQ7d3Y
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上杉香緒里 “暗夜の恋”

2019年07月15日 | 演歌・歌謡曲

上杉香緒里さんの3月20日発売の新曲『暗夜の恋』が、私が受講中の新曲歌謡レッスンの最新レッスン曲になりましたので、このブログでも取り上げておきます。この曲は私も既に知ってはいたのですが、今年は他にもいい曲が次々に出ているため、これまで取り上げて来ないままになっていました。

まずこの曲はタイトルの「暗」の文字が目を引きます。これまでこの文字がタイトルに使われた演歌・歌謡曲は記憶にありません。そのためインパクトがあると言えます。

作詞:城岡れい氏、作曲:徳久広司氏のコンビは、前曲『鬼灯』と同じですが、前曲が上杉さんの復帰第一作で軽いメジャー調の曲であったのに対し、今回は本格演歌で彼女の力量を十分発揮させようとの意気込みがあるようです。

主人公は飲み屋の女将さんのようで、去って行った相手のことを想う切なさ、やるせなさがテーマです。その重苦しい心情が『暗夜の恋』のタイトルに込められている感じです。

彼女の動画コメントでは、この曲は張るところがないから難しいと言っていました。確かにカラオケでも小細工がきかず、確かな歌唱力が必要だと思います。しっかりマスターしたいものです。

https://www.youtube.com/watch?v=bRGX8o4G9Dw

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