♬ 歌・唄・詩の日々

いい歌、いい歌手と出会いたい・・・
そんな気持ちを込めて綴る気ままな雑記帳です

門松みゆき “花の命”

2021年01月31日 | 演歌・歌謡曲

私のこのブログを読んで下さった方から「文章がちょっと固いですね」と指摘されたことがあり、確かに自分でもそう思います。ブログってもっとくだけたざっくばらんな感じでいいのでしょうが、なかなか個性は抜けきれないですね。

ただ、これからは歌手や曲をただ美辞麗句でほめるだけでなく、自分の思いを素直に出して行くようにしたいですね。

それはさておき、今回は門松みゆきさんの3枚目となるシングルで、1月27日に発売されたばかりの新曲『花の命』です。

彼女は目鼻立ちのはっきりしたルックスがいいし、ガイドボーカルで鍛えた歌唱力はあるし、大いに期待している若手歌手の一人です。

これまでの2曲は望郷演歌路線のイメージでしたが、この『花の命』は一途な女心を力強く歌い上げています。自分を花にたとえ、「あなたと生きて」「情けを受けて」「あなたのそばで」・・・「花になる」と各コーラスでしめくくって、想いをストレートに表現しています。

特徴的なのは「エンヤさ こんな命でも」という民謡の掛け声風のフレーズで、これは決意、踏ん切りの表現かなと思います。これが各コーラスに2回出て来て大変印象に残りますし、カラオケでもポイントになりそうです。

ドラマチックなイントロで始まるメロディーは、よくまとまっていて耳になじむとてもいい曲だと思います。

力強さの中にも切なさをうまく表現した彼女の歌唱は、歌手として一段と成長した感じです。相変わらずのコロナ禍の中、彼女もオンラインのサイン会を実施するなど頑張っているので、努力が報われてほしいと思います。

https://www.youtube.com/watch?v=-adJ6J4_5mc

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小桜舞子 “お帰りなさい”

2021年01月27日 | 演歌・歌謡曲

小桜舞子さんの曲を取り上げるのは2010年9月の『こころ川』以来ですからほぼ10年ぶりになります。

彼女はイメージ的に地味な王道演歌の感じがあって、今一つ関心が向かなかったのが正直なところです。

昨年12月16日に発売された彼女の新曲『お帰りなさい』も、そんなに期待せずたまたま耳にしたところ、意外と言っては失礼ですが、すごくいい曲で、彼女ってこんなに歌がうまかったのかと改めて見直してしまいました。

イントロから一味違って、曲調は歌謡曲のテイストをきかせた演歌、それもどことなく懐かしさを感じる印象的なメロディーです。

この曲の彼女の歌声を聴いていると、素朴な可愛らしさを要所要所で実にうまく出していて、「お帰りなさい」と呼びかけるその真心が、胸にひしひしと伝わってきます。

これは彼女の新しい魅力を発揮する転機となる作品だと思いますし、演歌の好きな方、歌謡曲の好きな方を問わず広くおすすめしたいです。

https://www.youtube.com/watch?v=grq6K-y9-OI

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中澤卓也 “約束”

2021年01月17日 | 演歌・歌謡曲

もうお正月気分もすっかりさめてしまった感じですが、ようやく今年最初の更新です。
今年も無理のないペースでおすすめの曲を中心に取り上げたいと思いますので、よろしくお願いします。

新型コロナも昨年からの第3波は一向に収束の気配が見えませんが、平穏な日常が一日も早く戻ることを願っています。

さて、今年最初に取り上げますのは期待の若手男性、中澤卓也さんの1月6日発売の新曲『約束』です。彼は折悪しく新曲の発売日に新型コロナの陽性が判明するという不運に見舞われました。現在も自宅で療養中とのことで、一日も早い回復を祈っています。

昨年は、彼の『北のたずね人』が、私が受講していた歌謡レッスンの4月以降のレッスン曲に予定されていて、すごく楽しみだったのにレッスンが中止され、大変残念な思いをしたことも忘れられません。

今回の『約束』は、語りかけるような歌謡バラードで、ちょうどコロナ禍でイベントが中止になり、ファンとの交流がなかなかできない彼の心境を歌い上げたような感があります。歌詞に繰り返し出てくる「つながっているよ 会えなくっても」のフレーズにその思いが集約されているようです。

1月18日付のオリコン週間 演歌・歌謡曲ランキングでこの『約束』が1位になったとの朗報がありました。

彼の甘く優しい歌声は、性別や年代を超えて多くの人の心に共感をもたらすことでしょう。そしてこの曲のヒットと共に、今年が希望に満ちた明るい年になることを心から期待しています。

https://www.youtube.com/watch?v=0tJxYNygwfY

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