♬ 歌・唄・詩の日々

いい歌、いい歌手と出会いたい・・・
そんな気持ちを込めて綴る気ままな雑記帳です

花華かおり “漁り火情話”

2010年10月31日 | 演歌・歌謡曲

花華は(かばな)と読みます。初めて聞く名前なので、新人歌手かと思いましたが、平成18年に「東かおり」という名前でデビューしているそうです。今回移籍して改名し、徳間ジャパンコミュニケーションからメジャーデビューということです。ジャケ写でもわかるように衣装は和服ではなく、洋装です。

この曲は内容的にはいわゆる旅情演歌ですが、特定の地名は出てこず、歌詞の中にも「名もない港」とあります。たまたまどこかの港にたどりついたということですね。演歌の常套的とも言える未練、切なさといった心情がテーマになっていますが、曲調は明るく、歌唱も伸びやかで若々しく、好感が持てます。カラオケにも向いた曲だと思います。

花が重なった文字どおり華々しい改名が実を結ぶように、演歌界に新風を巻き起こすようなヒットを期待しています。
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北野まち子 “あなたがいたから”

2010年10月17日 | 演歌・歌謡曲

デビューから21年で、地道ながら中堅演歌歌手として活躍され、カラオケファンに人気の高い北野まちこさんの新曲「あなたがいたから」を取り上げます。新曲といっても6月発売で、もう4か月過ぎているのですが、これまでそれほど気に留めなかった歌手であった彼女に、俄然注目させてくれたのがこの曲なのです。

これは明るい幸せ演歌で、聴いていてすがすがしい気分になること請け合いです。彼女の歌い方がとてもいいですね。本当に幸せな気分をかみしめて歌っています。
彼女のいいところは、親しみやすい雰囲気を持っていることですね。ルックスも隣の可愛い奥さんといった感じですし、声はくせがなく、歌唱は優しく素直です。まさに普段着の女性の魅力がいっぱいで、心から応援したくなる歌手です。

この曲はカラオケで気分よく歌えそうですし、覚えやすいので、きっと多くの人に歌われることでしょう。
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長保有紀 “龍飛崎”

2010年10月09日 | 演歌・歌謡曲

長保有紀さんの新曲は、また得意の旅情演歌です。前曲の「木曽路の雨」もよかったですが、今度も勝るとも劣らない、いい曲に仕上がっています。場所はずっと北へ行って、演歌に多く歌われる津軽海峡にやって来ました。龍飛崎といえば、石川さゆりさんの「津軽海峡・冬景色」の中で、「ごらんあれが竜飛岬」と歌われていて有名ですが、正しくはこの曲のタイトルのように「龍飛崎」なんですね。青函トンネルの青森側として知られているところです。

ところでこういうある地域をテーマにした歌を、一般に「ご当地ソング」と呼びますが、私は一律にご当地ソングと呼ぶのは適切と思いません。主人公がその場所に住んでいる場合は、ご当地ソングでいいですが、主人公が旅をしていて訪れた土地を歌うときは、旅情演歌・歌謡であり、故郷をしのんで歌うときは、望郷演歌・歌謡と呼ぶのがふさわしいと思っています。

それはそうと、この「龍飛崎」はカラオケファンにも愛好され、ヒットするような気がします。長保さんのますますの活躍と人気アップを期待します。
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岩出和也 “やすらぎの酒場”

2010年10月02日 | 演歌・歌謡曲

男性演歌歌手の中で私が一番好きなのが岩出和也さんです。まあ声が自分に合っていて、カラオケで歌って大変しっくり来るというのが大きいですね。一般的には知名度が高くないですが、地道に個性を活かしていってもらいたいと思います。

今度の新曲「やすらぎの酒場」は、ムード歌謡系の軽く口ずさむといった気分の曲で、親しみやすい曲になっています。彼の歌唱力を前面に出したものではなく、カラオケで愛唱されることを目指しているようです。曲の長さも約3分半で短めになっています。サビの盛り上がりの部分がいい感じです。

私は酒がほとんど飲めないこともあり、最近は酒場に行くことがありませんが、過去に上司や同僚と行った酒場で、本当にやすらぎを感じる店もありましたので、この曲の歌詞の気分はよくわかります。
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