♬ 歌・唄・詩の日々

いい歌、いい歌手と出会いたい・・・
そんな気持ちを込めて綴る気ままな雑記帳です

小田純平 “東京 狼”

2020年08月28日 | 演歌・歌謡曲

独特の世界観を持つシンガーソングライター、小田純平さんの期待の新曲『東京 狼(ウルフ)』が8月26日に発売されました。

今回は、これまでも小田純平さんの曲に多くの歌詞を書いているリーシャウロンさんの作詞による男唄で、タイトルからわかるように、都会に生きる男の孤独感を前面に出した曲です。

ビルのない都会、人のない道路を想像してみて、一人でたくましく生きる心意気を歌う、これも一種独特の人生応援歌であると言えるのでしょう。

曲調はリズミカルな中に哀愁感がただよう、なつかしさを感じさせるもので、「心あばれんぼう」からのサビの力強い感情表現は、まさに小田さんの真骨頂といったところです。

彼のファンではない方にも是非聴いてもらいたい、おすすめのいい曲です。

相変わらずカラオケには全然行けない日々が続いていますが、もちろん私もレパートリーの一つに加えようと思います。

https://www.youtube.com/watch?v=fqFVDai63Gg
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森山愛子 “伊吹おろし”

2020年08月18日 | 演歌・歌謡曲

森山愛子さんは本格演歌歌手への転機となった『会津追分』、そして令和の幕開けでの『尾曳の渡し』と順調に続き、今年は待望の新曲『伊吹おろし』で勝負といったところです。

この曲は当初6月10日発売予定でしたが、コロナ禍の影響で8月12日に延期になりました。ただ、ネットでは配信されていましたので、Youtubeでは既に多くのカラオケ動画がアップされ、この曲の人気の高さがうかがわれます。

彼女自身、この曲をご当地ソングの歌の旅最終章と表明し、強い意気込みがあるようです。

作詞作曲は前2曲と同じ麻こよみ氏・水森英夫氏のコンビによる本格演歌で、内容は女性主人公の失恋ソング、舞台は古戦場で名高い岐阜県の関ヶ原です。

タイトルの伊吹おろしは、この地域に冬季に伊吹山方面から吹く季節風で、失恋の心の痛みに吹きすさぶ冷たい風のイメージがあり、冒頭の2行「あなた失くしたこの胸に 伊吹おろしがヒュルヒュル吹き抜ける」がこの曲を端的に表現しています。

地名で出て来るのは「関ヶ原」ともう一つ「十九女池(つづらいけ)」という難しい名前の池があります。これは関ケ原町にある大きな池で、「龍女伝説」のある神秘的な雰囲気の場所だそうです。

今回も彼女の安定した歌唱が存分に聴けます。本当にいい曲なので、コロナ禍の逆境をはね返し、前2曲を超える大きなヒットになってほしいです。

デビューからずっと彼女を応援してきた者の一人として、この曲の大ヒットにより彼女がさらにスケールの大きな演歌歌手になることを切に願っています。

https://www.youtube.com/watch?v=7oeMx-3JRRs

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島あきの “海峡わかれ宿”

2020年08月14日 | 演歌・歌謡曲

島あきのさんは、デビュー曲の『津軽海峡』そしてセカンドシングル『ハマナス海峡』と海峡をテーマにした曲が続き、7月22日に発売された第3弾も『海峡わかれ宿』と海峡シリーズ3部作といったところです。

彼女の魅力は師匠の北島三郎氏が認めたとおり、その哀愁味を帯びた声にあります。その歌声を聴いていると、どことなく懐かしいような心地よさを感じるのです。

今回は作曲だけでなく作詞も原讓二こと北島三郎氏が手がけ、歌詞の内容は女性主人公が、海峡の宿から別れた相手が乗る船を見送る切ない心情を歌ったものです。特に目立ったフレーズはないものの、王道の正統派演歌です。

曲調は前2曲と同傾向で、船が進む様子を思わせるようなゆったりした中に抒情味があり、彼女にとってはまさにツボにはまった曲と言えるでしょう。

これからの活躍がますます楽しみな彼女の新曲、大きなヒットを期待しています。
キャンペーンなどが十分できない逆境にめげず、頑張ってほしいものです。

https://www.youtube.com/watch?v=davEaLjQOo8


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羽山みずき “弓ごころ”

2020年08月02日 | 演歌・歌謡曲

羽山みずきさんは昨年の『雪割り酒』で、演歌のアイドルから脱皮して本格演歌歌手として一回り大きく成長したように思います。

そんな彼女が7月22日発売の新曲『弓ごころ』で、また新しい一面を見せていて、さらにスケールの大きな歌手へとの期待度が高まります。

彼女は高校時代は弓道部に所属し、弓道二段の免状を持っていることを初めて知りましたが、弓道をテーマに女心を歌う新曲ということで、意気込みは大きいことでしょう。

曲の内容は、女性主人公が弓道に打ち込む恋の相手への想いを、弓になぞらえて歌ったものです。

歌詞で印象的なのは各コーラス4行目の「きりりきりきり」で、矢を放った後のきりっとした姿、的を射る様子などのイメージを表現しています。

1番の「きりりきりきり残身の」の「残身(ざんしん)」が最初聞いたときに意味が分からなかったので調べると、これは弓道で矢を放った後の心構えを表す言葉のようです。ただ辞書で見ると「残心」になっていて、「残身」といった漢字の使い方もあるのか、意図的に違う漢字を使っているのか定かではありません。

PVでは当然ながら彼女が弓道をする場面があり、さすが二段の腕前だけに凜々しく決まっていて、これまでのイメージを一新した力強さがあります。

メジャー調の親しみやすいメロディーは、カラオケでもきっと人気が出るでしょうし、男女を問わずおすすめできる曲です。

https://www.youtube.com/watch?v=Ilc2rVs3_-k

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