♬ 歌・唄・詩の日々

いい歌、いい歌手と出会いたい・・・
そんな気持ちを込めて綴る気ままな雑記帳です

小沢亜貴子 “別れの駅”

2013年07月31日 | 演歌・歌謡曲

ようやく女性歌手を取り上げることにしました。小沢亜貴子さんの20周年記念シングルです。

小沢亜貴子さんといえば、エレガントな歌謡曲系の歌手というイメージが強かったのですが、今回のこの『別れの駅』はストレートに演歌です。しっとりしたマイナーワルツで、別れを決意した女性のせつない想いを歌い上げています。

衣装もこのところずっと洋服だったのが、今回は曲調に合わせてシックな和服にしています。ヘアスタイルやメイクも何か以前とはかなり違ったイメージです。

彼女に関しては、他にはちょっとない独特の歌謡曲の持ち味があって、それが魅力だったのですが、こういう本格的なマイナー演歌もまた彼女のひとつの本領なのだと思いました。

カラオケでも歌いやすい曲だと思いますし、彼女にとっての節目の勝負曲として、ヒットが期待されます。
コメント

五木ひろし “博多ア・ラ・モード”

2013年07月27日 | 演歌・歌謡曲

とうとう(?)5人続けて男性歌手です。しかもベテラン一流どころの五木ひろしさん。実はこのブログできちんと取り上げるのは初めてなんです。

レーモンド松屋氏に楽曲の提供を受けた前作『夜明けのブルース』はヒットしましたが、やはりリズミカルな親しみやすい曲調によって、改めて五木さんの持ち味が発揮されたと言えるのではないでしょうか。

そして今回続いてレーモンド松屋氏の手になる『博多ア・ラ・モード』も前作に負けず劣らず、素晴らしい出来栄えです。今回もご当地ソングですが、舞台が松山から博多に移って、都会的な味わいがより前面に出ている感じです。

歌詞を見ると、「湯上りの紅の鼻緒」とか「おくれげゆれて」といった情緒のあるフレーズがあるかと思えば、「ストリートダンス」「フォールインラブ」といった英語もあり、和洋折衷の面白さを感じます。

聴いていると自然に体を軽快に動かしたくなるようなリズミカルな曲で、カラオケで歌っても気分上々で盛り上がることでしょう。
コメント

山川豊 “優しい女に会いたい夜は”

2013年07月20日 | 演歌・歌謡曲

若手女性歌手を取り上げることが多いこのブログですが、ここしばらく男性歌手が続いています。今回も男性で、5月に発売された山川豊さんの新曲です。

ゆったりしたメロディーで、伴奏はグレンミラーサウンドということで、レトロな気分が漂います。彼の甘く優しい歌声にすごくマッチした曲だと思います。

この歌詞を見ていると、何かすごく気が多いというか移り気な男の気持ちを歌っているようですが、思い出にひたってしみじみと過去を懐かしむといった心境でしょうか。作詞は紙中礼子さんという女性で、なかなか味わい深い歌詞だと思います。

1番の「優しい女」は「母に似ていた片えくぼ」とあります。男はみんなマザコンで母親に似た女性を好きになるそうですが、こういうところに目をつけたのは、さすがに女性の作詞者だと思いました。

甘くムーディーなこの曲も、カラオケのレパートリーに加えたいと思います。
コメント

黒川真一朗 “惚れほれ酒”

2013年07月17日 | 演歌・歌謡曲

黒川真一朗さんを初めて知ったのはやはりNHK歌謡コンサートの新人特集で、2004年2月でした。竹川美子さんも同じ回の初登場でした。

爽やかな好青年という印象で、『家族』は私のカラオケ愛好曲になりました。その後も『グラスの氷』をカラオケでよく歌います。

今回の『惚れほれ酒』は、『グラスの氷』と同じく、「女歌」で「酒もの」です。タイトルは何となくユーモラスで軽い感じ、曲調も軽快です。

なお、間投詞の「ほらほら」を関西では「ほれほれ」と言うので、この『惚れほれ酒』というタイトルは余計に面白い響きに聞こえます。

この曲もカラオケで愛好する曲になることは間違いないでしょう。
コメント

竹島宏 “北旅愁”

2013年07月15日 | 演歌・歌謡曲

竹島宏さんを初めて知ったのは、2003年9月のNHK歌謡コンサート新人特集でしたからもう10年前になります。

初めはそんなに好印象でもなかったのですが、次第にそのときの『函館哀愁』が好きになり、カラオケでよく歌う曲になりました。
その次の『札幌えれじぃ』もよかったのですが、その後はあまり印象に残る曲がありませんでした。そのため、このブログでも新曲紹介という形でとりあげるのはこれが初めてです。

この『北旅愁』は、ゆったりしたメロディーにのせて北海道の三都市をテーマに歌い上げる旅情演歌です。彼は福井県出身ですが、『函館哀愁』のイメージがあるのか、北海道にぴったりの雰囲気があり、久々に戻ってきたという感じです。

この曲も初めは印象が薄く、聴くほどに味わいが出てくる曲だと言えるでしょう。一見歌いやすそうですが、かえって難しい曲だと思います。

彼はNHKでのイケメン3としてのユニットもありましたが、思ったほどの人気につながっていないようです。地道に頑張るしかないでしょうね。
コメント