♬ 歌・唄・詩の日々

いい歌、いい歌手と出会いたい・・・
そんな気持ちを込めて綴る気ままな雑記帳です

あさみちゆき “お月さん とおりゃんせ”

2014年06月24日 | 演歌・歌謡曲

あさみちゆきさんは、デビュー以来私が目をかけている歌手の一人です。地道ながらもその期待に違わず、独特の存在感を確立して活躍していると思います。

この『お月さん とおりゃんせ』は、彼女のアルバム『あさみのうたⅨ』の収録曲で、評判がいいのでシングルカットされ5月21日に発売されたものです。

まるで童謡のようなタイトルですが、内容はダークな想いを吐露するもので、こういう曲は彼女の得意とするところです。初期にも『港のカラス』という同傾向の曲がありました。好みの分かれる曲でしょうが、こういう雰囲気にひたるのも歌謡曲の楽しみの一つなのだと思います。

彼女はデビュー前から井の頭公園での路上ライブを続け、観客にじかに語りかけることを大切にしてきました。誠実な人柄がにじみ出た歌は、心の中にストレートに訴えかけてきます。

これからも聴き手の気持ちと一体化して歌の心を届けられる歌手として、ますます大きく成長していってほしいと思います。
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レーモンド松屋 “朝やけの二人”

2014年06月23日 | 演歌・歌謡曲

レーモンド松屋さんといえば、最近では五木ひろしさんに『夜明けのブルース』『博多ア・ラ・モード』のヒット曲を提供し、注目されています。昨年は『博多ア・ラ・モード』で日本作詞大賞を受賞し、ますますその評価が高まっています。

自作自演の曲では昨年は『東京パラダイス』がありました。そして5月28日に発売された最新曲がこの『朝やけの二人』です。今回も大変ノリのいい曲で、瀬戸内、「しまなみ」を舞台にしたご当地ソングになっていて、曲の感じとしては、彼の『安芸灘の風』に似た雰囲気です。

昭和40年代のエレキサウンドを思わせるバックミュージックは、なつかしい感じがします。

カラオケでは彼の他の曲と同様、気分よく歌えること請け合いの曲と言えるでしょう。演歌はちょっとという熟年世代には特にお薦めです。
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