AKB48の演歌歌手、岩佐美咲さんの第3弾シングルで、1月8日に発売されています。
彼女としては初のオリコン週間シングルチャート総合1位になり、10代の演歌歌手が総合1位になったのは1986年の城之内早苗さんの『あじさい橋』以来の快挙とのことです。
もちろんこれはAKB48の人気を反映したもので、かなりバブルという要素はあります。それでも演歌・歌謡曲がこうして話題に上がり、新しい風が起こるのはいいことだと思います。
今回は瀬戸内を舞台にしたご当地ソングで、歌詞に地名がいくつか出てきます。特徴的なフレーズは、「雁木(がんぎ)へ 焚場(たでば)へ 船番所」や「ああ燈籠塔(とうろどう)」といった部分で、最初聴いたときは何やら意味がわからず、外国語のようでした。
彼女の活躍を期待するとともに、ライバルとしての若手女性演歌歌手の皆さんにもより一層の奮起を期待したいものです。