♬ 歌・唄・詩の日々

いい歌、いい歌手と出会いたい・・・
そんな気持ちを込めて綴る気ままな雑記帳です

24日の歌謡コンサート

2009年02月26日 | 演歌・歌謡曲
24日のNHK歌謡コンサートは帰宅が遅かったので録画で見ました。すぎもとまさと名曲選と銘打った特集で、大ヒット曲「吾亦紅」で始まりました。こういう一人の作者にスポットライトを当てた特集はなかなかいいと思います。

お目当ての、あさみちゆきさん「鮨屋で…」は、すぎもとまさと氏のギター伴奏で歌うという光栄に浴し、おそらく彼女にとって忘れられないステージとなったことでしょう。彼女はこの曲を1月27日のこの番組で歌ったばかりで、こんなに短い間隔で再び歌えるのも破格の扱いです。これだけNHKに好感を受けているのですから、是非ヒットして紅白出場の夢をかなえたいですね。

もう一つのお目当て、永井裕子さんの「望郷岬」も立派なステージでした。彼女の歌唱は安定していて、いつも安心して聴いていられます。6年前の若手歌手特集で初めて彼女を見たときは、まだ少し幼さが残っている感じでしたが、本当に艶やかになりましたね。歌い終わったときの少し照れたような笑顔もよかったです。
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永井裕子 「望郷岬」

2009年02月22日 | 演歌・歌謡曲

永井裕子さんは若手の演歌歌手の中でも、円熟したなかなかいい味の歌唱を聴かせてくれるという点では際立った存在だと思います。平成12年6月のデビューなので、もうすぐ10年目を迎え、中堅どころとしてますます活躍が期待できます。

彼女は一昨年の「石見路ひとり」そして昨年の「和江の舟唄」と、島根県大田市のご当地ソングが続きましたが、今回の「望郷岬」は、伊豆半島の東伊豆町稲取に舞台を移しています。先の2曲は割合明るい曲調で、歌詞にも「地酒をちびり」や「煮汁ぶっかけ」などの面白い表現がありましたが、今度の「望郷岬」は、夢破れて故郷をしのぶ女性の心情をしみじみと歌い上げる抒情演歌になっています。

歌詞に出てくる「雛のつるし飾り」は、このCDのジャケ写に見られるものです。私はこれまで知らなかったのですが、稲取に江戸時代から伝わる桃の節句の風習だそうです。雛壇の両脇にいろいろな細工をつるして飾り、稲取温泉では観光イベントにもなっているようです。
こういう新しい知識を得ることができるのも、歌の楽しみの一つと言えるでしょう。

24日のNHK歌謡コンサートは、永井裕子さん、あさみちゆきさんが揃って出演なので見逃せません。

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森川つくし 「夢かえる」

2009年02月20日 | 演歌・歌謡曲

昨年3月にデビューした森川つくしさんという女性演歌歌手がいます。大阪府守口市出身の18歳で、祖母の影響で演歌が好きになり、高校を卒業すると同時にデビューしたそうです。
以前、CDショップのサイトでこの歌手のキャンペーン情報を見たことがありますが、そのときは名前の情報だけなので男性歌手だろうかと思っていました。

初めて歌を聴いたのが、先日CATVの歌謡ポップスチャンネルで放送された「第四回大江戸うた祭り」で、トップバッターが彼女でした。印象的には、今どきの一般的な若い女性のイメージとは違い、純朴そのものでレトロな雰囲気がただよっています。

最初に歌ったのがカップリングの「おきあがりこぼし」という曲で、出身の大阪を舞台にしています。そして次に歌ったデビュー曲「夢かえる」は、動物のカエルと「帰る」をかけてあり、間奏では「夕焼け小焼け」のメロディーが流れる、懐かしい気分にさせるような愛らしい曲です。

歌唱は技巧に走らず素直な歌い方で好感が持てます。彼女が自己紹介のトークで「18歳です。」と言ったとき、客席からどよめきが聞こえていました。また、「がんばれよ」といった声援も飛んでいましたが、彼女を見ていると、自然に激励したくなるような感じがしますね。

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あさみちゆき「鮨屋で…」

2009年02月15日 | 演歌・歌謡曲

このブログ再開の最初の記事は、休止前の最後の記事と同じく、あさみちゆきさんを取り上げます。もう彼女もまもなくデビューから6年になります。「公園の歌姫」としての地道な活動が徐々に実を結び、昨年はNHKのクローズアップ現代でも取り上げられました。ファンの間では、紅白出場を期待する向きもあったのですが、それは正直なところ高望みでした。

最新シングルは、アルバム「あさみのうたⅣ」からのシングルカット「鮨屋で…」です。この曲は、私小説的歌謡とでもいえる、娘と父の情愛をテーマとしています。両親が離婚して父と逢えなくなった娘が、結婚を控えて両親に感謝の気持ちを伝えるという内容です。
こういう曲って何か湿っぽくて、聴いていると気恥ずかしくなってくるという面も確かにありますが、彼女の憂いを帯びた歌声は、この曲にぴったりで、まさに彼女のために書かれた、彼女あっての曲と言っても過言ではないでしょう。

ところで昨日買ったTV番組情報誌にこの曲の広告が1ページ全面にわたって掲載されていました。歌詞がすべて記されているのが目につきます。キャッチコピーは「大切なひとが いつもそばにいてくれるとは限らない」 そう、人生は寂しいものなんです。寂しさを共感し、生きる力を与えてくれるのが彼女の歌なのだと思います。
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ブログを再開します

2009年02月14日 | ノンジャンル
ほぼ1年ぶりのブログ再開になります。

以前読んでいただいていた方にも、もうすっかり忘れられてしまったことでしょう。
体調が思わしくなかったこともあって、一時はもう削除することも考えましたが、やはり歌や音楽について何か発信できる場がほしいので、月に1回でも2回でもいいから、気ままに書き綴っていこうと思い、再開しました。
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