社会を見て、聞いて、感じる。

人生そのものがフィールドワーク。

10月19日(火)

2010年10月20日 00時04分26秒 | 2010年

  6時起床。今日は一日中オフィスにこもって、金曜日に行われる大規模な会議の準備をした。出欠の最終確認に始まり、出席者の名前や役職を念入りに確認し(間違えるわけにはいかない)、資料の準備にも取り掛かる。上司や先輩は、席割り当日の進行などの確認を行っていた。この会議を筆頭に、今週から来週の頭にかけては会議やセミナーが山のようにやってくるので、明日以降も準備や起案の作成に追われることになるだろう。昼食は、パスタ。

  今日、初めて飲み会の誘いを断った。明日の午前中に資格試験に向けた確認テストがあるので、さすがに勉強しなければならないのだ。先輩は、「そんなの別に本番じゃないんだから、適当でいいんだよ」と言うが、元々総務の先輩が私たちの勉強への動機付けのためにわざわざ準備してくださったテストなので、適当にやるなんて失礼なことは出来ない。結果はともかく、それに向けて勉強に取り組むことが重要なのだ。

  20時過ぎに帰宅し、テレビでパ・リーグのクライマックスシリーズのファイナルステージ最終戦、ロッテvs.ソフトバンクの試合を観る。私(と父も)が応援するファイターズはこのシリーズに進出出来なかったので、今年はもうほとんど興味がなかったのだが、ちょうど最終回が始まるところだったし、さすがにこういう試合は見てしまう。結果は7-0でロッテが勝利し、日本シリーズ進出を決めた。最後のライナーをキャッチしたままうずくまった西岡選手の姿が、何とも感動的だった。また、今日の試合を完封し、このシリーズのMVPにも選ばれた成瀬投手は、今日に限らず終盤のここぞという試合で完璧なピッチングを見せてくれた。元々良い投手だったが、ここまで素晴らしいエースになっていたとは。それにしても、ソフトバンクはクライマックスシリーズにとことん弱い。140試合を1位で終えたにも関わらず日本シリーズに出られないというのは、本当に悔しいだろう。投手陣が充実していることから考えても、短期決戦には強いはずなのだが。

  試合終了直後、私にとってはクライマックスシリーズの結果よりもはるかに重大なニュースが入ってきた。ダルビッシュ投手が、自身のブログで、来年も日本ハムファイターズでプレーすることを明言したのだ。マスコミ報道では確実にメジャーへ行くと言われており、私も完全に諦めていたのだが、これは本当に嬉しい。「ダルビッシュが抜けたら、来年は一体どうなっちゃうんだろう…」というファイターズファンなら誰もが感じていたであろう不安が、一気に吹き飛んだ。確かに、よく考えてみれば、これまで彼自身の口からは一度も「メジャー」という言葉は出ていなかった。全く、とんだガセネタじゃないか。しかしまあ、何はともあれ来年も彼の勇姿が日本で見られることは、我々ファイターズファンだけでなく、全ての野球ファンにとって喜ばしいことだろう。来年こそ、一度は生で彼のピッチングを観に行かなければ。

  その後、明日の確認テストに向けた勉強に取り組む。一通りの問題は把握出来ているから全く訳がわからないということにはならないが、記述問題が大多数を占めているので、問題はどこまで細かくかつ正確にポイントを押さえることが出来るかどうかである。ここまで来たら、あとは自分の記憶力が著しく低下していることがないよう祈るのみだ。それさえなければ、ほぼ満点に近い点数が取れるはずである(と自らハードルを上げておく)。