6時起床。
今日から2泊3日の北海道出張である。妻も今日から1泊2日で出張なので、義母がヘルプに来てくださることになっている。基本的には両親ともにいないという状況は避けるようにしているのだが、今回は後から決まった私の出張がどうしても行かなければならないものだったため、義母に助けて頂くことになった。本当に本当に、ありがとうございます。
朝食は梅干しオートミール。
荷造りをして身支度を整え、起きてきた妻と娘に挨拶をしてから、7時過ぎに家を出る。
ちょうどいい時間のバスがなかったので、新しい行き方を試してみる。電車で新横浜から羽田空港へ向かう場合、横浜線で東神奈川へ出て京急線に乗り換えるというのが一般的である。しかし、この経路は通勤ラッシュの時間帯はそれなりに混雑する(キャリーケースを持って乗りづらい)し、乗り換えもそこそこ大変だ。そこで思いついたのは、新幹線で品川へ出て京急線に乗り換えるというルートである。距離的には行き過ぎてから戻る形になるが、車内は空いているし、乗り換えも楽だし、時間的にも東神奈川経由より早かった。
品川で乗り換えた羽田空港行き(快特)が始発で、かつ2ドア車だったのも幸運だった。
この経路も悪くない。いや、かなり良いかもしれない。
品川を出てからは京急蒲田、第3ターミナル、第1・2ターミナルという停車駅なので、本当にあっという間だった。
羽田9:10発のJAL507便に乗り、新千歳へ。
一度12月に行ったことはあったが、1月の北海道は初めてである。新千歳空港周辺の気温がマイナス10度とアナウンスされ、恐れおののく。
上司や関係団体の方と待ち合わせをして、レンタカーを借りて日高地方へ。寒いには寒いが、日差しがあって風はないので、思っていたほど「極寒」という感じではない。年末にコロンビアで買った防寒着のおかげも多分にあるだろう。
平取町まで移動し、びらとり和牛の専門店「くろべこ」で昼食。
地名の付いたブランド和牛は、多くの場合その場所で一定期間肥育されたというだけで、生産地は全く別の場所(九州各地や沖縄が有名)だったりする。しかし、びらとり和牛はほとんどが生産地も平取町で、肥育まで一貫して行われている、文字通りの地域ブランド和牛なのだ。
普段はかなり混雑するのだが、今日はタイミング良くすぐに座ることが出来た。
注文は、くろべこスペシャルステーキ。その日にある部位がランダムで出てくるという名物メニューで、味や食感も違うのだが、今回は以前食べたもの以上に柔らかくてジューシーだった。いつかは定番のサーロインやヒレステーキも食べてみたい。
仕事の約束の時間まで少し余裕があったので、「Yogiboヴェルサイユリゾートファーム」に立ち寄る。クラウドファンディングやスポンサーからの支援を土台に、宿泊施設やカフェ営業なども併設する、かなり先進的な引退馬養老牧場である。私も牧場立ち上げの際のクラウドファンディングに参加したが、実際に現地に来るのは初めてだ。一応、クラウドファンディングのリターンとして、繋養馬のローズキングダムとツーショット写真を撮る権利を保有している。
今日は仕事の合間なのでツーショット写真はまたの機会にして、馬の見学をする。初めて生で見るローズキングダムの凛々しくも優しい表情に癒され、寒さなんか忘れてしまう。今度はちゃんと予約をしてツーショット写真を撮りに来るので、その際はどうぞよろしくお願いいたします。
「最強の1勝馬」エタリオウにもご挨拶。ステイゴールド産駒なので気性が激しいのかと思いきや、とても人懐っこい馬である。ローズキングダムや他の馬たちもそうだが、良い環境に置かれているから、人間との信頼関係が出来ているのだろう。
門別地区と平取地区で仕事をする。
18時過ぎに静内へ入り、宿泊先のホテルアネックスインに到着。いつものホテルである。
部屋に荷物を置いて、さっそく夜の街に繰り出す。とは言っても変な遊びはせず、居酒屋でゆっくり夕食を食べるという健全な夜遊びである。
21時過ぎにホテルに戻り、シャワーを浴びてから義母と妻に連絡をする。娘はおばあちゃんとの夜を楽しく過ごし、ご機嫌で眠ったそうだ。本当にありがたい。
パソコンを開き、今回の出張の報告書の準備をしたり、いくつかメールのやりとりをしたり、1時間ほど仕事をする。
一段落したところで、夜食にヨーグルトとソフトカツゲン。ソフトカツゲンのパッケージが受験仕様になっている。確かに、縁起の良い名前だ。
1時過ぎに就寝。